7月22日、ディスカバリー沖縄コースは2日目を迎えました。

ディスカバリー沖縄コースの2日目は沖縄のたどってきた悲しい歴史について学び、平和について考える一日です。

子ども達は全員元気に朝を迎えました。

 

最初に訪れたのは、旧海軍司令部壕です。説明の展示を見てから実際の壕の中に入っていきました。戦争中の地下陣地だった場所が今も保存されています。兵士だった人々がどんな気持ちでいたのか想像してみました。

 
 

ひめゆりの塔、ひめゆり平和祈念資料館では、戦時中の悲惨な状況を伝える展示を見ました。命をうばわれていった人々のことを思いました。

ひめゆり平和祈念資料館から出てきたところで、皆既日食を観察しました。皆既日食で、あたりは不気味に薄暗く、涼しくなりました。また、こんなに気温も下がるものなのかと子ども達は太陽のエネルギーを改めて感じたようです。
(注:7月23日のニュースによると、気象庁の観測では皆既日食帯の周辺にあたる那覇市では日食の際に気温が1.5度下がっていたとのことです。)

 

轟の壕では現地のボランティアガイドの方のお話をうかがいました。懐中電灯で足元を照らしながら真っ暗な壕を進んでいきます。奥の方まで進んだところで、全員の懐中電灯を消しました。何も見えない真っ暗な闇の中でみんなで手を合わせ、この壕で亡くなった方々のためにお祈りし、二度とこのような戦争を起こしてはいけないと心に刻みこみました。

 

地上で生活するという当たり前なことさえ許されなかったことを知った子ども達は、次に平和祈念公園でさらに学習を深めました。
摩文仁の丘の平和の礎、県立平和祈念資料館を訪れました。

 
 
 

いったんホテルに戻りました。国際通りを散策し、公設市場で夕食をとります。(18:00更新)

 

沖縄独特の食材の並ぶ市場を見学してから、沖縄料理をいただきました。