2025年度学校評価について
2026年3月25日
保護者の皆様
ノートルダム学院小学校
校長 原山 稔郎
2025年度学校評価について
日ごとに暖かさが増し、春の訪れを実感する季節となりました。桜のつぼみもふくらみ始め、新しい季節の足音が聞こえてまいります。保護者の皆さまには、日頃より本校の教育活動に温かいご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
今年度も、学校運営の改善に役立てるため、学校評価アンケートを実施いたしました。ご多忙の中、回答にご協力いただきましたことに深く御礼申し上げます。
今回のアンケートより、自由記述欄を設けず、選択式を中心とした内容といたしました。「あてはまる」「ややあてはまる」の回答を合わせて90%以上をほぼ満足できる状況と考え、各評価項目の集計結果を分析すると、昨年度同様、「ほぼ満足できる」の割合において、全体的に良い評価をいただきました。
皆さまからいただいた回答は、教職員で共有し、授業改善や学校行事の運営、日々の教育活動の見直しに活かしてまいります。
今後も、子どもたちが安心して学び、健やかに成長できる学校づくりを推進してまいります。引き続き、保護者の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。なお、結果のデータは、本校ホームページ「学校評価」に掲載しておりますので、そちらもご参照ください。
Ⅰ学校評価実施について
・1月27日「学校評価アンケート」のお願いのお知らせ
・1月27日~2月5日 保護者様対象(webから回答)アンケート実施
・2月中旬 児童対象アンケート実施
・3月上旬 教職員対象アンケート実施
・3月25日 アンケート結果と考察のお知らせ
今回は、上記の日程で実施しました。
アンケートは、児童対象25項目、保護者様対象24項目、教職員対象29項目について実施いたしました。それぞれのアンケートに対して、「あてはまる」「ややあてはまる」「あまりあてはまらない」「あてはまらない」のいずれかを尋ねました。自由記述については、今回より削除しております。
Ⅱ学校評価結果と考察について
1.調査実数
(1)全校児童:610名
(2)保護者:507名
(3)教職員:51名
2.児童回答より
(1)「あてはまる」「ややあてはまる」が90%以上となった項目
①「お祈りを大切にしている」
④「すすんでよいことをおこなうように心がけている」
⑤「安全に気をつけ、マナーを守って登下校している」
⑥「学校のものや自分の持ち物を大切に使っている」
⑨「授業中、落ち着いて学習に取り組むことができている」
⑩「授業中、友だちや先生の話をよく聞いている」
⑫「授業のノートやタブレットなどの記録をきちんととり、活用できている」
⑭「先生の話は、わかりやすい」
⑮「先生は、ノートや日記、プリントなどをていねいに見てくれる」
⑰「タブレットやパソコンを使った授業はわかりやすい」
⑳「自分から気持ちのよいあいさつができている」
今回は、新たに①の項目について、できていると回答しています。⑲「毎日、学校に行くことが楽しい」、㉒「毎日朝食を食べている」については、90%を下回りました。
⑲については、児童が安心して学校生活を楽しめるよう、クラスでのレクリエーションや協働学習など関係づくりの活動を充実させ、一人ひとりに寄り添い早期に学習支援を行います。また、教職員の日常的な声かけや相談体制を整え、行事や体験活動を工夫することで、学校生活の楽しさを実感できる機会を増やす取り組みを進めます。
㉒については、朝食の欠食は学習への集中力や生活リズムに影響することが指摘されています。児童が心身ともに健やかに一日を始められるよう、ご家庭におかれましても朝食の習慣づくりにご配慮いただき、健康的な生活リズムの確立にご協力くださいますようお願いいたします。
(2)「あてはまる」「ややあてはまる」が80%以下となった項目
③「創立者マザー・テレジアについてよく知っている」
⑬「英語を使って、あいさつや簡単な会話ができている」
㉓「早寝、早起きを心がけている」
③については、昨年より創立者マザー・テレジアについて「よく知っている」と答えた児童が昨年より15%下回ったことを受け、朝の祈りや宗教の授業、行事の中で創立者の生涯や精神に触れる機会を増やし、児童が理解を深められるような取り組みをいたします。
⑬の「英語を使ってあいさつや簡単な会話ができている」と答えた児童は、昨年同様約80%でした。引き続き、英語を実際に使う楽しさを感じられるよう、基本フレーズの練習に加え、日常場面を想定したシチュエーションづくりを工夫し、児童が自分から英語を使ってみたくなる指導を進めてまいります。また、ペア活動やゲーム的要素を取り入れ、自然に英語が使える環境を整えることで、より多くの児童が自信をもってコミュニケーションができる力を育ててまいります。
3.保護者様回答より
(1)「あてはまる」「ややあてはまる」を合わせて90%以上の項目
①「学校の教育方針はわかりやすく伝えられ、時代の要請に合っている」
②「日々の祈りや宗教教育、宗教行事は、子どもの心の育成に役立っている」
③「教職員は、丁寧な言葉遣いやあたたかい態度で子どもと接している」
④「教職員は、熱意をもって子どもに関わっている」
⑤「教職員は、あいさつや登下校マナーなどをしっかり指導している」
⑥「規律ある学校生活が送れるよう、きめ細やかな指導がなされている」
⑦「授業内容に興味・関心を持ち、基本的な内容が理解できている」
⑩「教員は、楽しくわかりやすい授業を行っている」
⑪「教員は、子どもの学力を向上させるため、前向きに取り組んでいる」
⑫「教員は、子どもの性格をよく理解し、一人ひとりにあった指導をしている」
⑬「教員は、計画的に宿題を出している」
⑭「教員は、ノートや日記、連絡帳などをこまめに見ている」
⑮「教員は、タブレットやパソコンなどICT機器を活用し効果的な授業に取り組んでいる」
⑯「教員は、学年・学級をよくまとめ、よい学習環境を作っている」
⑰「子どもは、友だちと仲良く、楽しく学校生活を送っている」
⑱「子どもは、朝ごはんを毎日食べている」
㉑「学校の施設設備は整っていて充実している」
㉒「学校は、家庭と連絡を取り合って子どもの教育にあたっている」
㉓「学校だより、学年だより、ホームページなどから、学校の様子をよく知ることができる」
㉔「学校には、保護者の子育ての悩みを相談できる環境がある」
「あてはまる」「ややあてはまる」の肯定的評価を合わせて90%以上いただいたのは、全24項目中、上記の20の項目でした。昨年度の17項目に、新たに3項目(⑫㉓㉔)が増えました。「ほぼ満足できる」と回答をいただき、多くの項目で2~3%のプラスでした。
本年度の学校評価において、保護者アンケートの多くの項目で昨年度より改善が見られました。日頃より学校教育活動にご理解とご協力をいただいている保護者の皆様のおかげであり、心より感謝申し上げます。今回の結果は、学校の取り組みが一定の成果として表れたものと受け止めています。しかし、数値の改善に満足することなく、引き続き教育活動の質向上に努めてまいります。
(2)「あてはまる」「ややあてはまる」が80%以下となった項目
⑨「簡単な英語を使ってあいさつをしたり、話したりすることができている」については、今年度もわずかに80%に届きませんでした。また、子どもへの質問⑬「英語を使って、あいさつや簡単な会話ができている」も同様の結果でした。日常的に英語を使う場面が十分でないことや、自信を持って活用する段階に至っていないことが考えられます。
今後は、学校生活の中で自然に英語に触れる機会を増やし、活動的で楽しめる学習を取り入れ、「できた」という実感を積み重ねられる指導を工夫し、主体的に英語を使える環境づくりを進めます。
4.教職員回答について
教職員は、重点目標として「宗教教育の実践」「教員の指導力向上と授業改善」「安心できる学級経営の実現及び生活習慣」について、「キリストの教え、建学の精神を心に留め、祈りを大切にして教育に携わっている」「研究の課題を持ち、進んで授業研究に取り組んでいる」「児童が元気に喜んで学校に来ることができるよう配慮している」などの29項目の自己評価と、項目ごとの目標達成の取り組みについて振り返りを行いました。次年度、振り返りの結果を児童への指導に活かします。
5.最後に
今回の学校評価の結果を受け、本校では教職員一人ひとりが現状の課題を正確に受け止め、自らの人格的成長と指導力の向上に努めながら、授業の質をさらに高め、学校教育活動の一層の充実を図ってまいります。昨年度より、全体として高い評価をいただくことができ、日頃の教育活動に対する温かいご理解とご協力に深く感謝申し上げます。
今後は、教職員が定期的に自身の実践を振り返る機会を積極的に設け、改善と成長のサイクルをより確かなものにしてまいります。また、カトリック校としてイエス・キリストの教えを心に刻み、児童一人ひとりを大切にする教育をさらに推進してまいります。
今後とも保護者の皆さまには、本校の教育方針や活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。