「第64回 入学式」で1年生児童に向けて行った学校長の話を掲載いたします。

第64回 入学式のことば

 

1年生の皆さん、入学おめでとうございます。
みなさんが、6年生のパートナーのお兄さん、お姉さんと手をつないで講堂に入ってくる今日の日を、先生方は、楽しみに待っていたのですよ。
保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。
ご来賓の皆様、お忙しい中、ノートルダム学院小学校の入学式にご臨席賜りありがとうございます。
今日は、皆さんのためにたくさんのお客様がお見えです。紹介します。
幼稚園の関係の先生方。
理事・評議員の方々。
法人本部、大学・中学高校関係の方々。
修道院関係のシスター方。
父母会の役員の方々。
多くの方々に見守られてこの入学式を行えることは、本当にうれしいことです。皆さん、感謝しましょうね。
今からお話をします。よく聞いてください。
皆さんは、たくさんの人と「かかわり」を持っています。お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、弟、妹。おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさん。幼稚園・保育園の先生やそのお友達。困っているときには、助けてもらい、または困っている人がいたら助けてあげる。そんな「かかわり」を色々な人と持っています。何かあれば、いつでもみなさんを気にしてくれる人がいますし、特に、お父さんやお母さんは、目に入れても痛くないほど皆さんをかわいがり、大切に育てて下さっています。皆さんは、たくさんの人々から「愛されて」いるのです。「かかわり」の中で誰からも「愛されて」いるのです。もし、兄弟や友達とケンカをしたとしても、お父さん、お母さんにとっては大事な大事な子どもです。何かで失敗したとしても、皆さんのお父さんとお母さんは、優しく見守ってくださいます。いつも愛してくれているのです。そのことを忘れないで学校生活を送っていきましょう。
もうひとつ、ノートルダム学院小学校に入ったら、してほしいことがあります。それは、「挨拶」です。毎朝、校長先生は、正門に立っていますので、正門を入るときに「おはようございます」と元気よく声に出して挨拶してください。また、帰るときには、「さようなら」をこれも元気よく声を出して挨拶しましょう。「挨拶」は、これだけではありません。「いただきます」「ごちそうさまでした」「ありがとう」「ごめんなさい」「しつれいします」などなど、相手に伝えるときには、元気よく声に出しましょう。しかし、声をあまり出さない挨拶もあります。授業中に廊下で先生やお客様とすれ違ったとき、大きな声で挨拶をするのではなく、小さな声で「こんにちは」と言うか軽く頭を下げましょう。これで挨拶になるのです。いろいろな場面で「挨拶」はあります。自分から一生懸命行いましょう。
今日は、入学式ですので、特別に2つのことを話しました。「愛されて」育てられていることと「挨拶」を積極的に行いましょう、ということです。
これから始まるノートルダム学院小学校での学校生活がより良いものとなりますように神様にお祈りしながら、校長先生のお話を終わります。
1年生の皆さん、入学おめでとう。

（2017年4月7日）

登録日：2017年4月 7日／更新日：2017年4月 7日