今週のノートルダム(9/18- ) vol.1「5年生 平和学習 広島訪問」
登録日:2017年10月18日/更新日:2017年11月 1日
本校では、命の大切さを考え、平和を願い祈る機会がたくさんあります。
中でも特に5年生では「平和学習」に1年間かけて取り組んでいます。通常の授業に加えて、国際平和ミュージアム訪問や放射線についての特別授業も受けました。その平和学習の一環として、9月22日、5年生は広島を訪問しました。
<「広島 平和学習」の目標>
- 原爆の被害を間接体験を通して知ることで、戦争の悲惨さを学ぶ。
- 平和な時代に生まれ育ったことに感謝し、平和を守り、その大切さを他の人に伝えようとする心を持つ。
京都駅に集合し、心静かに祈りをささげ、広島へと出発しました。
現地では被爆体験の語り部の方々が迎えてくださり、平和記念公園をグループごとに案内してくださいました。原爆ドーム、峠三吉詩碑、平和の鐘、原爆死没者慰霊碑など見てまわりながら、お話を聞かせてくださいました。原爆の被害について、戦争の悲惨さについて、被害に遭われた方々に思いを寄せ、想像しながらお話をうかがいます。
今年はiPadを携えていき、しおりにメモをとるだけでなく、iPadを使って写真やビデオも撮って、学んだことを記録しました。
事前学習で心を込めて折った千羽鶴を、亡くなられた方々を悼む気持ちと平和を守る決意を持って、原爆の子の像に捧げました。
リニューアルした広島平和記念資料館を見学しました。原子爆弾、戦争の悲惨さについて、多くの資料から学びました。
最後に、カトリック幟町(のぼりちょう)教会 世界平和記念聖堂を訪ね、平和を願って「祈りの集い」を行いました。今日学んだことを思い返し、神父様のお話に耳を傾けました。
それぞれが平和への強い思いを持ちながら、祈りました。
「神からいただいた尊い命を守る力と、その命を守るための平和を築く力が
私達一人ひとりに与えられますように。」
未来を担う子ども達が平和への強い意志を持って、平和の大切さを語り継ぎ、守っていくことができますように。
登録日:2017年10月18日/更新日:2017年11月 1日