校長ブログ 1月19日(金) 阪神淡路大震災
登録日:2018年1月19日/更新日:2018年1月19日
1995年(平成7年)1月17日午前5時46分、関西地方を中心に阪神淡路大震災が起こりました。それまでは近畿地方は、あまり大きな地震は起こらないだろうと言われていましたが、死者は6435人にのぼりました。体に感じる地震としては、西は長崎・南は鹿児島・北は新潟・東は福島など広範囲にわたり、日本のほとんどが揺れを感じる状態でした。
京都でも縦振れが長く続いた状態でしたが、いつもと同じように朝を迎え、学校へ行ったのを覚えています。学校に到着してから少しずつ大変なことが起きているということが分かってきました。ヘリコプターから映し出される火が燃え広がっている神戸の街並みを見ながら、これからどうなっていくのだろうと不安にもなりました。先生の中には、神戸から自動車で通っている人がいて、「もう少し遅かったらまきこまれていたかもしれない」と高速道路に観光バスが引っかかっている映像を見ながらおっしゃっていました。その日は、ただただクラスの子ども達と一緒に祈っていました。
23年たった今でも、たくさんの人が犠牲になったこの震災を忘れないように、多くの人々が活動をしています。東日本大震災の時もそうでしたが、私たちができることを皆で考え、実行することが大切だと思います。一人ひとりの力は小さくても、同じ志を持った人が集まり行動することで大きな力に変わります。どうぞ23年前のこの日を思い出されて、「阪神淡路大震災」について、お子さんに話してくださってはいかがでしょうか。
登録日:2018年1月19日/更新日:2018年1月19日