今週のノートルダム(9/5- ) vol.2「6年生 着衣水泳」
登録日:2016年9月12日/更新日:2016年9月15日
本校では5年生は遠泳合宿を行い、全員が平泳ぎで一定時間(泳力により30分~1時間)泳げるようになります。また、6年生になるとクロールでも泳げるように練習します。
他学年の今年度のプール学習終了後の9月8日、6年生は小学校での水泳学習の最後に、着衣水泳を体験しました。(研究授業のため、他の教員も見守る中、行われました。)
子ども達は水着を着た上から、体操服と靴を着用してプールサイドに集合しました。まずは、後ろ向きにゆっくりと水に入り、服を着たままで水の中に入ると、どんな感じなのかを体験しました。
水の中で歩いてみます。前向き、後ろ向き、横向きに歩きました。水着の時とは勝手が違うことがわかりました。
服を着たまま泳ぐとどうなるのかも体験しました。
プールサイドに上がる時には、服の重たさに驚いていました。
2人ずつでバディを組み、背浮きの練習もしました。海や川や湖に着衣のまま落ちるような事態になったら、とにかく息ができるように上を向いて浮き、助けが来るまで待たなければいけません。
水に落ちる瞬間を体験するために、後ろ向きにバディが押します。海や川や湖では足をつこうとして、もがいても水底にはつかず、よけいにパニックになるので、あわてずに背浮きをすることが大切だそうです。
最後に先生から、水の中では、靴や服を脱ごうとしてはいけない、という話を聞きました。脱ぐためにもがくことでおぼれかねないし、服や靴の中の空気も浮くために役立ち、体温低下も防げるのだそうです。子ども達は真剣な顔で話を聞いていました。
万が一の場合に命を守るために、知っておくことが大切です。貴重な体験をすることができました。
登録日:2016年9月12日/更新日:2016年9月15日