登録日：2016年10月14日／更新日：2016年10月14日

　10月7日(金)は、6年生の修養会が行われました。後期の始まりのこの時期に毎年修養会が行われています。6年生の子どもたちは、受験に向けてこれから忙しくなるのですが、誰とも喋らず、沈黙を守って静かに自分を見つめる1日にしています。また、自分を見つめる手助けを、神父様にしていただいています。ノートルダム学院小学校の修養会は、20数年前から行われていました。その頃は、夏休みに入ってすぐに1泊2日で行われ、2日目の朝にミサを行ってまとめとしていました。修養会の後には、4年生と5年生の合宿を山の家で続けて行っていましたので、6年生の修養会から参加している先生は、5年生の合宿が終わるまでずっとカレーを食べていました。夏休みよりも前に3年生4年生の合宿を行うようになってから、修養会が10月に行われるようになりました。
　今年度は、仁川学院マリアの園幼稚園の園長先生である大水恵一神父様に修養会の指導をお願いしました。毎年、神父様に聖書の箇所とテーマをお願いしているのですが、今年は、「つながり～あなたとわたしとかみさまと～」というテーマをいただきました。これは、偶然にも今年の学院祭バザーのテーマである「つながる」と同じです。
　神父様の話を少しだけ分かち合いたいと思います。修養会のお話の中で、最初に"いのちはつながっている"というお話をして下さいました。自分がいるのは、両親のおかげ。ご先祖様のおかげ。このうち誰が欠けても今の自分は存在しない。これは、特別なことであるし、偉大なことでもあります。先祖よりバトンを受けついで存在しているのです。
　また、人との出会いも偶然と偶然が重なってのこと。同じ時代の同じ場所の同じ時間でないと出会うことはありません。一生涯に出会う人数は、3万人程だそうです。関わりを持たないで過ごすことは、あり得ません。だから、私たちは、誰かとつながっています。わたし(自分)とのつながり、あなた(他人)とのつながり、神とのつながり、その中で私たちは生活しているのです。
　私たちは、つながりなしには生きていけません。人とのつながりを大切にして生きて行きましょう。　

登録日：2016年10月14日／更新日：2016年10月14日