今週のノートルダム(9/19- ) vol.1「5年生 平和学習 広島訪問」
登録日:2016年9月22日/更新日:2016年9月28日
本校では、命の大切さを考え、平和を願い祈る機会がたくさんあります。
中でも特に5年生では「平和学習」に1年間かけて取り組んでいます。通常の授業に加えて、国際平和ミュージアム訪問や放射線についての特別授業も受けました。その平和学習の一環として、9月16日、5年生は広島を訪問しました。
<「広島 平和・いのちの旅」の目標>
- 原爆の被害を間接体験を通して知ることで、戦争の悲惨さを学ぶ。
- 平和な時代に生まれ育ったことに感謝し、平和を守り、その大切さを他の人に伝えようとする心を持つ。
京都駅に集合し、心静かに祈りをささげ、広島へと出発しました。
現地では被爆体験の語り部の方々が迎えてくださり、平和記念公園をグループごとに案内してくださいました。
峠三吉詩碑、被爆したアオギリ、韓国人原爆犠牲者慰霊碑、平和の鐘、原爆ドーム、原爆死没者慰霊碑などを見学しました。
原爆の被害について、戦争の悲惨さについて、被害に遭われた方々に思いを寄せ、想像しながらお話をうかがいます。
事前学習で心を込めて折った千羽鶴を、亡くなられた方々を悼む気持ちと平和を守る決意を持って、原爆の子の像に捧げました。
広島平和記念資料館では、原子爆弾、戦争の悲惨さについて、多くの資料から学びました。語り部の方々のお話を思い返しながら、資料を見て想像し、それが71年前に現実に起こったことなのだということを受けとめました。
今年実現した、アメリカのオバマ大統領の広島訪問についての展示もありました。大統領が折った折り鶴も見ることができました。
最後に、カトリック幟町(のぼりちょう)教会 世界平和記念聖堂を訪ね、「平和を願う祈りの集い」を行いました。今日学んだことを思い返し、神父様のお話に耳を傾けました。
それぞれが平和への強い思いを持ちながら、共に祈りました。
「主よ 私をあなたの平和の道具にしてください。」
帰りの新幹線の中で、この日学んだこと、感じたことをしおりに書きとめました。
未来を担う子ども達が平和への強い意志を持って、平和の大切さを語り継ぎ、守っていくことができますように。
登録日:2016年9月22日/更新日:2016年9月28日