今週のノートルダム(12/7- ) vol.1「待降節 ~クリスマスを迎える準備~」
登録日:2015年12月16日/更新日:2015年12月16日
待降節(アドベント)とは、「主の降誕」を待ち望む期間、すなわちクリスマスまでの4週間のことをいいます。今年は11月29日から始まりました。
待降節はイエス様を自分の心に迎えられるよう、心を清めてすごします。
子ども達は小さな犠牲を払ったり、善行を誰かのために行ったりすることができるように心がけます。クリスマスまでの日々、どんなことができたかを子ども達は毎日アドベントカードに書きとめます。
本校では毎月、「月目標」を決めていますが、12月の月目標は「献身」です。
子ども達は待降節の間、「献身」を実行に移し、良い行いができるよう心がけてすごしています。学校でも、朝からすすんで掃除をする姿、人が嫌がるようなこともすすんで行う姿、手が足りないところに手助けにいく姿が見られました。
落ち葉の掃除を毎朝の日課にしていた子ども達もいます。掃いても掃いてもまた落ちてくる葉を協力して片付け続けています。
給食委員は給食の後片付けをいつもがんばっています。今月が当番ではない子どもや給食委員ではない子どもも加わって、すすんで仕事をしました。
学校の前の北山通りに花を植える「北山フラワーストリート」の植替え作業も待降節にふさわしい、奉仕のひとときでした。土曜休日でしたが、多くの子ども達がすすんで参加しました。
また、子ども達はいつもお世話になっている方々―交通機関の方、警察や消防署の方、警備員さん―や老人福祉施設のおじいさん、おばあさんに喜んでいただけるよう手作りのクリスマスカード作りも行っています。
毎日どのような良い行いができたかを書き記したアドベントカードは、クリスマスの集いでイエス様におささげします。
待降節の4週間、"プレゼントをもらって楽しい"だけではない、
「クリスマスの本当の意味」について考え、
「献身」を心にとめてすごすことができますように。
登録日:2015年12月16日/更新日:2015年12月16日