7月27日、ディスカバリー北海道 I コースは2日目を迎えました。
2日目は、このコースのサブタイトルにもなっている「ボルケーノ(火山)」を見学します。

曇り空の朝を迎えました。最初に訪れたのは火山科学館です。
学芸員の方が説明をしてくださいます。体験室内では噴火時の揺れや音を実際に体験しました。すごい迫力に子ども達も驚いた様子です。

有珠山の噴火の際の熱泥流跡を歩き、砂防ダムを見学しました。熱泥流跡は恐ろしい被害があった場所ですが、今では草木が生え、おだやかな様子です。しかし、噴火のつめあとも残っています。

有珠山西山散策路を馬場先生とおっしゃるガイドの方に案内していただいて歩きました。火口近くではマグマの熱を感じ、火山が活動していることを実感しました。

西山火口散策が終わってから、あいにく雨が降ってきました。時折大粒の雨が降るので、ホテルでお弁当をいただきました。お昼休みには、午前中に学んだことをしおりにまとめました。

午後になって雨はやみ、昨日事前講義をしてくださった三松正夫先生と一緒に昭和新山に登りました。昭和新山は特別天然記念物ですが、持ち主の三松先生のご好意で入山させていただいています。

雨で地盤がゆるんでいることも考慮して、中腹までの登山にとどめることになりました。

有珠山へロープウェイで上がってみると、霧がかかっていました。視界は悪かったですが、「霧の中を歩くようで楽しい」「良い思い出になる」と子ども達はなかなか経験することのない霧を楽しんでいました。

三松先生はじめ地元の方々のお世話になり、ボルケーノ(火山)について理解を深めることができました。

ホテルに無事到着して温泉であたたまりました。おいしい夕食をいただきました。(21:00更新)