7月21日、他のコースより一日早く、ディスカバリー萩・津和野コースが出発しました。

ディスカバリー萩・津和野コースは1日目の見学を終え、全員無事に旅館 幸楽に到着いたしました。現地からの報告です。

ディスカバリー萩・津和野コースのめあて
  ~自分の内面に新たに気付き、これからの生き方を考える~

  1. 吉田松陰の生き方
  2. 乙女峠の殉教
  3. 秋吉台・秋芳洞

京都駅に集合し、新幹線で新山口まで約2時間半、新山口からはSLやまぐち号で津和野に向かいました。
SLやまぐち号ではオリエント急行を模した欧風客車に乗車しました。車中で駅弁をいただいた後、車内を見学するなど、思い思いにすごします。津和野に到着する前に旅のしおりを開いて思いを書きとめるひとときを持ちました。
「新幹線とSLを比較して」「これからの旅に思いをはせて」などのテーマで俳句や詩で表現しました。

先に宿舎に荷物を置きに行く予定でしたが、宿の方が荷物を受け取りに車で来てくださったので、予定より少し早く津和野カトリック教会に行くことができました。

神父様が迎えてくださり、畳敷きの教会に通してくださいました。日本に帰化された神父様から、津和野のキリスト教の歴史についてお話をうかがいます。信徒の人達は長崎から津和野まで連れて来られ、迫害され、殉教したそうです。

 

ちょうど教会に入った後、雷雨に見舞われましたが、お話をうかがっている間に天気は回復しました。

マリア聖堂は、津和野カトリック教会での神父様のお話にもあった、キリシタンが迫害された場所です。お話を聞かせてくださったシスターが乙女峠の十字架の道行きを一緒に歩いてくださいました。子ども達はシスターの後について、祈りをささげながら、山道を歩きました。

 

千人塚というお墓のある場所まで、シスターが一緒に歩いてくださいました。「自由」がままならなかった時代に思いをはせます。

歩いて津和野の町に戻りました。町を散策した後、全員無事に宿に到着しました。

夕食をいただいた後、学習会を開きました。今日学んだことをしおりに書きとめます。どの子どもも真剣に学習会に参加しています。

 
 

明日は、萩を訪ねます。