本校では5年生は平泳ぎを徹底して練習し、6年生ではクロールに挑戦します。

7月20日、6年生は小学校での水泳学習の最後に、着衣泳を体験しました。

子ども達は水着を着た上から、体操服などの衣服を着用してプールサイドに集合しました。まずは、服を着たまま泳ぐ体験をしました。水着の時とは勝手が違います。

 

その後、可動床プールを最も深い155cmにして、深さを体験しました。怖くなったらバディがビート板を投げられるよう準備して見守ります。

 

足が届かないところで服だけでなく靴もはいたまま水に落ちた場合を想定して飛び込み、その後だるま浮きで浮いてみました。

 

後ろ向けに落ちて、背浮きをする練習もしました。海や川や湖に着衣のまま落ちるような事態になったら、とにかく息ができるように上を向いて浮き、助けが来るまで待たなければいけません。いざという時の「浮いて待て」は授業でも何度も練習してきました。

 

 

 

 

泳ぎにくいと感じた靴も、浮くことに役立ちます。ペットボトルやビニール袋も浮きになることを習いました。おぼれている人を助けようとあわてて飛び込むとおぼれている人につかまれて自分もおぼれてしまうので、何か浮く物を投げてあげるのが良いのです。投げてもらったペットボトルはあごの下に持って浮き、呼吸できるようにします。

 

最後に、先生がフロートでレスキューするところを実演しました。

 

万が一の場合に知っておくと良いことがたくさんありました。どんな時でも落ち着いて命を守る行動がとれますように。

 


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