6月上旬の5年生を皮切りに、水泳学習が始まりました。昨年同様、教員は水泳用のマスクを着用し、コロナウイルス感染予防に注意を払っています。

どの学年も水に慣れるところから始めます。水に慣れるためにはプールを浅くして、水の中を走ってウォーミングアップします。後ろ向きに走ったり、ジャンプしたりもします。

 

 

 

 

くもり空で少し涼しい日には、長めのウォーミングアップを行いました。水の中でクラス対抗リレーをしているところです。

 

プールの底に手をついて「ワニさん歩き」をできるのも、水深を変えられる本校の可動床プールならではです。後ろ向きワニ歩き、バタ足ワニ、さらに顔つけ、息つぎなどが加わります。

 

 

 

どの学年も命を守れるようになることを念頭に置いて、伏し浮き、だるま浮き、背浮きを行っています。

 

 

 

 

コースロープを越えたり、コースロープをくぐったりしている間に、水に顔をつけられるようになってきます。低学年ではイルカになりきって輪や棒をくぐる活動もありました。

 

 

また、顔つけが苦手な子ども達も水中宝さがしを楽しみながら、水に顔をつけて目を開けられるようになっています。

 

5年生は遠泳合宿に向けて、泳力別グループで平泳ぎの練習に取り組んでいます。

 

 

 

6年生はクロールの練習をしています。

 

授業の最後のお楽しみは、皆でぐるぐるとプールを回る"洗濯機"です。「逆回りー」のかけ声で、プールの中にできた渦の流れに逆らって歩きました。プールの中にできた水流は勢いがよく、逆回りの合図で流れに逆らって歩くのは大変でした。伏し浮きや背浮きでその流れに乗ることも楽しみました。

 

 

 

今年度も可動床プールを活用し、体も心も強くなることをめざし、また万一の水難事故でも命を守れるよう、水泳学習を行っています。