京都コンサートホール主催のアウトリーチの日を迎えました。

 

 今回は、サクソフォーンの福田彩乃さんとピアノの曽我部智花さんに来ていただきました。ピアノやヴァイオリンのお稽古をしている子どもたちにとって、サクソフォンは未知の楽器の一つだったようです。自分たちが想像していた音の大きさや音色、雰囲気とは異なり、驚いていました。クイズを交えながら楽器の成り立ちについても教えていただきました。音楽を聴いて、どのような気持ちを表しているのか想像しました。笑顔をテーマにした曲、少し辛い気持ちをテーマにした曲…。曲の背景にあるものを知ると、楽曲への向き合い方が変わってきます。作曲家や演奏家、関わってくださる方々の思いに心をよせて、自分だけの「音楽の聴き方」を見つけてくれることを願っています。

 

 

音楽科 稲森 真弓