11月はカトリック教会で「死者の月」とされ、帰天された方々のために祈る月となっています。11月24日、低学年は祈りの集い、高学年はミサをそれぞれ行い、亡くなられた方々のために祈りました。

この2年、祈りの集い・ミサは講堂と各教室に分かれて行ってきましたが、今回3年ぶりに3学年ずつ講堂に集まり、同じ空間で祈ることができました。

心静かに黙想し、聖歌とともに祈りのひとときが始まりました。各クラスの代表児童がろうそくとお祈りのカード(亡くなられた方々へのお手紙とロザリオの祈りのカード)をささげます。

 

 

 

 

低学年の祈りの集い、高学年のミサともにカトリック京都教区 菅原神父様が司式してくださいました。高学年は代表の児童が聖書朗読を行います。

 

 

 

神父様は亡くなった人を想うことは命について考えることだとお話しくださいました。「自分の命をどう使うのか、どう生きるのか、見つめてみてください」と子ども達に投げかけられました。

 

 

代表の児童が共同祈願を行い、先に天国へ行った家族のため、また、自然災害や戦争で亡くなられた方のため、今年は特にウクライナ侵攻で亡くなられた方々、韓国の事故で亡くなられた方々にも思いをはせて皆で祈りました。

  

  

 

 

 

 

 

今回は合唱クラブの歌声にあわせて、声は出さずに心の中で聖歌を歌いました。高学年のミサでは、合唱クラブが亡くなられた方のためにラテン語の「ピエ・イエズ」などの聖歌を歌いました。

亡くなられた方のために祈り、命について考え、感謝の思いをささげたひとときでした。

ノートルダム学院小学校の11月の月目標は「感謝」です。― "神様の愛と多くの人からの命のつながりのおかげで生きていることに感謝し、生きる喜びを感じます。"