10月26日、ディスカバリー長崎コースが出発しました。

ディスカバリー長崎コース

  1. 資料館と遺構群で構成されるフィールドミュージアムとして、点在する遺構、現存する遺物などを基に戦争の歴史を伝え、「平和の大切さと命の尊さ」にふれる。
  2. 教会の特徴や歴史を知り、キリスト教の伝来や、当時の外国との関わりなどについて学ぶ。
  3. 体験を通して伝統を学び、その苦労や工夫、楽しさなどを知る。
  4. 新幹線開業による観光客の増加など明るい話題が多くなっている九州。その中で、長崎県の観光の核となっているハウステンボスの再生への取り組みについて、自らが体験することで知る。

朝、京都駅に集合し、出発式を行いました。保護者の皆様に見送っていただき、新幹線ホームに向かいます。

新幹線のぞみで博多へ、そして特急かもめに乗り換えて長崎に向かいます。鉄道マニアの子ども達にとってはシャッターチャンスです。

 

長崎駅に到着し、バスで平和公園に向かいました。原爆資料館で長崎の原爆について学びました。

資料館を訪れた後は、爆心地公園を見学しました。この上空500メートルで原子爆弾が炸裂したという事実に子ども達は驚いていました。

平和祈念像のポーズには意味があり、上に指した右手は原爆の脅威、左手は平和を示し、軽く閉じたまぶたは戦争犠牲者の冥福を祈っているのだそうです。

浦上天主堂を訪れ、キリシタン弾圧から解放された後に建設され、第二次世界大戦では被爆したという歴史を学びました。

その後バスに乗って大浦天主堂へ向かいました。国宝に指定されている歴史ある美しい建物です。正式名は「日本二十六聖殉教者聖堂」で、殉教の地である西坂に向けて建てられています。天守堂の入退室の際に、一礼する児童が何人もいて、カトリックの精神が子ども達に根づいていることが感じられました。

その後、ステンドグラスの美しさの余韻にひたりながら、しばしのお買い物タイムを楽しみました。

バスで伊王島に向かいます。ホテルに無事到着し、夕食をいただきました。

夜は「アイランド・ルミナ」という体験型マルチメディア・ナイトウォークを楽しみました。