本校では、命の大切さを考え、平和を願い祈る機会がたくさんあります。中でも特に5年生は「平和学習」に取り組んでいます。
平和学習の一環として、10月20日~21日、5年生は広島を訪問しました。

広島平和学習のめあて

  • 原爆の被害を間接体験を通して知ることで戦争の悲惨さを学ぶ。
  • 平和な時代に生まれ育ったことに感謝し、平和を守り、その大切さを他の人へ発信する力を育む。

京都駅から新幹線で広島へ向かいました。
広島に到着してまず向かったのは、平和記念公園です。グループに分かれた子ども達に語り部の方がついてくださり、お話をうかがいながら、公園内を回りました。原爆ドーム、原爆死没者慰霊碑、原爆の子の像、平和の鐘、峠三吉詩碑、原爆供養塔、被爆したアオギリなど案内してくださいました。この公園は原爆投下前はにぎわっていた街であり、原爆で破壊され、平和記念公園となったのだそうです。





その後、平和記念資料館を見学し、原爆の被害、戦争の悲惨さを学びました。

カトリック幟町教会 世界平和記念聖堂を訪ね、祈りのつどいを持ちました。今日学んだことを思い返し、神父様のお話に耳を傾けました。平和な世界になるよう、心をこめて祈ります。



今年度から広島平和学習が1泊2日になったことで、初めて「大和ミュージアム」(呉市海事歴史科学館)を訪問しました。造船技術等について知るとともに、戦艦、特攻兵器の見学を通して、戦地に向かわなければいけなかった人々のことにも思いをはせました。

2日目は船で宮島に向かい、歴史ある厳島神社を見学しました。


2日間の学習を終え、京都に帰ってきました。
未来を担う子ども達が平和への強い意志を持って、平和の大切さを語り継ぎ、守っていくことができますように。