今週のノートルダム(10/17- ) vol.1「海外からのお客さま―ノートルダム教育修道女会シスター来校」
登録日:2016年10月21日/更新日:2016年11月 2日
10月17日、本校はノートルダム教育修道女会(School Sisters of Notre Dame = SSND)のシスター方の訪問を受けました。本校には毎年のように海外からのシスターが訪ねて来られる機会があります。
ノートルダム学院小学校はノートルダム教育修道女会から遣わされたアメリカ人の4人のシスターが1954年(昭和29年)に設立した学校です。
そのノートルダム教育修道女会のルーツは1833年のドイツにさかのぼります。ノートルダム教育修道女会は180年以上にもわたる歴史を持ち、現在、日本を含む世界30か国以上で教育活動を行い貢献しています。
今回来られたのは、SSND セントルイス管区長のシスターメリーアン・オーウェンズをはじめ7人のシスター方です。戦後、最初に来日した4人のアメリカ人のシスターがセントルイスから遣わされたということで、セントルイスは京都のノートルダムのルーツともいえる場所です。
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<セントルイスから派遣された4人のシスター> | <日本の学校建設のための募金を呼びかけるポスター> |
全校児童が講堂に集い、海外から来られたシスター方を歓迎する朝礼集会を行いました。シスター方を代表して、シスターメリーアンが「創立者マザーテレジアの像の前で、いかにたくさんの方々から自分が愛されているかを思い起こしてください」と子ども達へのメッセージをくださいました。
アメリカのほかにもカナダやアフリカのガンビアから来日されたシスターもおられます。
5年生の子ども達からシスター方に平和の象徴であるハトをかたどった首飾りをプレゼントしました。
全校を代表して、5年生の子ども達が平和学習の一環で練習している"Heal the World"を英語で歌いました。
歓迎の気持ちをお伝えすることができました。
朝礼集会の後、シスター方はいろいろな授業をご覧になりました。子ども達に何を学んでいるのかと質問されたり、また、子ども達からの質問にも答えてくださったりしながら、教室を回られました。
音楽の授業では、言葉の違いを越えて、子ども達の歌を楽しまれました。
英語の授業では、ハロウィーンに向けて歌っている"The Skelton Dance"をガイコツになりきって、子ども達と一緒に歌って踊ってくださいました。
子ども達も"Thank you!" "Good bye!"とシスター方をお見送りし、すっかりうちとけて、ハイタッチや握手をしながらあいさつをしていました。
休み時間には、講堂で合唱クラブの子ども達が美しい歌声を披露しました。
「恵み深きマリア」「アニュス・デイ(神の小羊)」「Hail Mary (Ave Maria)」という宗教的な楽曲をラテン語や英語で歌い、シスター方からは大きな拍手をいただきました。
シスター方は、この日、通訳をつとめてくださった父母の会 帰国生の会やボランティアサークル、本部役員の保護者の皆様と日本の給食を楽しまれた後、次の訪問先、京都ノートルダム女子大学へと行かれました。
短い訪問でしたが、シスター方と共にすてきなひとときをすごすことができました。
善意の募金と奉仕で創立されたこの学校のルーツを思い起こし、「世界に広がるノートルダム」で学んでいるということを実感する機会となりました。
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登録日:2016年10月21日/更新日:2016年11月 2日