ディスカバリー沖縄コース 1日目(更新しました)
登録日:2019年7月 3日/更新日:2019年7月 4日
7月3日、ディスカバリー沖縄コースが出発しました。
ディスカバリー沖縄コース
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京都駅に朝早く集合し、出発式を行いました。安全に旅をし、良い学びができるよう祈ります。
伊丹空港へ向かうバスの中でクロワッサンとジャムパン、リンゴジュースの朝食をいただきました。
伊丹空港から那覇空港までは約2時間です。
無事に那覇に到着し、運転手さん、ガイドさんにあいさつをして、バスに乗りました。移動時間中にお弁当をいただきます。美島弁当にはベニイモフライ、スパムなど沖縄の名物が入っていました。
沖縄コースの1日目は、沖縄に残された戦跡を訪ね、「戦争と平和」について考えます。最初に訪れたのは対馬丸記念館です。建物は対馬丸を模して船の形をしています。1944年、学童疎開の子ども達を乗せていた対馬丸は魚雷攻撃を受けて撃沈されました。
どのような悲劇が起こったのか、子ども達に向けてお話をしてくださいました。自分たちと歳の違わない子ども達が学童疎開の途中で船と共に海に沈んだと聞いて、戦争の恐ろしさを感じ、戦争をしてはいけないのだと改めて心に刻みました。
沈む船から投げ出され、必死に筏にしがみついている人形の姿を見ても胸が苦しくなる思いです。
次に、ひめゆりの塔、ひめゆり平和祈念資料館に行きました。ひめゆりの塔の前で黙祷を捧げました。
資料館を見学して、ここでも戦争中に大変な思いをした女学生たちについて学びました。
これらの資料館で学んだことを思い返しながら、ガマに向かいます。
沖縄は昔から命宝(めまちるたから、ぬちどぅたから)すなわち、「命は宝」と言われているそうです。しかし、戦争のために4人に1人の命が失われました。日本で唯一の戦場であったということにあらためて思いを致します。
糸数壕に着きました。現地の方にはアブチラガマと呼ばれています。体操服に着替え、ヘルメットをかぶり、懐中電灯を手にして戦時中、人々が避難していた場所に入らせてもらいました。
けが人150人、近所の方50人が3カ月助けあって過ごしたそうです。子ども達には、平和の有り難さ、自然の大切さ、命の尊さを忘れないでほしいです。ガマから出て見た空は希望そのものでした。
ホテルに無事に到着しました。お世話になるホテルの方にあいさつをして入館しました。
海の見える広間でバイキング形式の夕食をいただきました。
夕食の後は、学習会を行いました。今日の大切な学びをしおりに書きとめました。
登録日:2019年7月 3日/更新日:2019年7月 4日