登録日：2018年6月22日／更新日：2018年6月22日

　6月18日午前7時58分、大阪北部を震源とする大きな地震が起こりました。
　お亡くなりになった方へのご冥福をお祈りするとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。また一日も早い復旧をお祈りいたします。

　当日の朝、正門で児童を迎え、そろそろ職員室に戻ろうとした時に大きな揺れを感じました。歩いている児童は、何も気づいていない様子でしたので、「今、揺れているからストップ、止まって」と声をかけました。しばらく揺れは続いていました。
　ほとんどの児童は、登校を終え、運動場で遊んだり、教室で過ごしたりしていました。揺れがおさまった後にすぐに全校児童を運動場に集合させ、状況把握と安否確認を行いました。地下鉄は一時止まり、電車に乗っていた人もいました。運動場では、全員の安否確認を終え、揺れもなくなったので、教室に戻ることにしました。
　テレビでの情報では、関西の私鉄はストップし、交通網はマヒしているとのことでした。遠方から通学する児童のことも考え、授業を中止し、休校にしました。この地震で死者も出ていることから、児童の安全を考え、全員のお迎えをお願いしました。夕方6時半には、全員無事に保護者様に委ねることができました。
　今回は、ほとんどの児童が学校にいたこともあり、確認ができましたが、自然災害は、いつどこで起こるか分かりません。日ごろからご家庭での連絡の方法や、どのように対処したらよいかなどを話し合い、準備しておかれることが大事になってきます。
　一部の地域では、今でもガスや水が止まっており、まだまだ余震も続き、不安な日々を過ごしておられます。本校の高槻方面から登校する子ども達も、全員が学校に来られているわけではありません。まだ数日余震が続くために、十分注意するよういわれていますので、一日も早く安心して、全ての子どもが学校に来られますようにと願っています。

登録日：2018年6月22日／更新日：2018年6月22日