校長ブログ 12月2日(金) 聖ニコラウス
登録日:2016年12月 2日/更新日:2016年12月 7日
12月6日は、聖ニコラウスの祭日です。聖ニコラウスは、サンタクロースのモデルと言われています。
聖ニコラウスは、ギリシャ南部の港町パードレ(パトラス)の裕福な家庭に生まれ育ち、のちに現トルコのイズミルの司教となりました。聖ニコラウスは、慈悲深く、多くの貧しい人を助けたと伝えられています。
聖ニコラウスには、こんな話があります。司祭になる前、3人の娘がいる家族が近所に住んでいました。その家族は、大変貧しく、娘達は、結婚したくても、その資金のアテもなく、毎日の生活にも苦しい思いをする程でした。それを知ったニコラウスは、家の煙突から金貨を投げ入れました。ちょうどその金貨は、暖炉のそばに干してあった靴下の中に入って、そのお金で娘は救われ、結婚することができました。また、他の二人の娘のときにも同じことを繰り返し、その家族を救いました。
この話がもとになって、クリスマスに靴下を下げておくと、サンタクロースが煙突から入って贈り物を入れてくれるという習慣が生まれたと言われています。
12月4日に待降節第2主日を迎えます。クリスマスを迎える準備をすると共にクリスマスの様々なエピソードを調べてみてはどうでしょうか?
登録日:2016年12月 2日/更新日:2016年12月 7日