創立者マザーテレジア・ゲルハルディンガーが、ドイツでノートルダム教育修道女会を設立したのは1833年。神に創造され、愛されている子ども達一人ひとりがもつ可能性を開花し、平和な地球社会の発展に貢献できる人間の育成をめざして、学校をつくります。その活動はヨーロッパに広がっていきました。

1847年にはノートルダム教育修道女会はアメリカ合衆国へ渡り、教育を受けられずにいた子ども達への教育活動を始めます。その100年後の1948年、第二次世界大戦後の荒廃した日本に"教育による復興"をと、アメリカ・セントルイスから4人のシスターが京都にやってきました。

アメリカのノートルダム関係者からのバザー収益や善意の寄付により、ノートルダム学院小学校は1954年に開校しました。 「可能性の開花」「世界的視野」「貧しい人を優先」を教育基本原理に、子ども達の「徳と知」を育むことを教育目標として掲げ、今日に至ります。

アメリカのノートルダム関係者からのバザー収益や善意の寄付により、ノートルダム学院小学校は1954年に開校しました。

約190年前、マザーテレジアから始まり、現在では世界30数ヶ国に広がったノートルダム教育の精神は、ものが豊かになった現代の人間教育においても、真の人間観や人生観を基礎づけるものとして受け継がれています。

めざす児童像
神を敬い、自分も人も大切にする子ども
  • 正しいもの、美しいものを大切にし、豊かに感じる心をもつ
  • 神から与えられた能力を伸ばすために、真剣に学ぶ
  • 喜んで働き、進んで神と人のために奉仕できる
よく考え、自ら学ぶ子ども
  • 自ら目標を定め、主体的に学習を進め、学び方を身につける
  • 進んで課題に取り組み、最後までやり遂げる
  • 知識や技能を学び、思考力・判断力・表現力を身につける
健康でいきいきとした子ども
  • 健康や安全に気をくばることができる
  • 体力づくりに関心・意欲をもち、進んで強い体をつくる
  • 異学年の友達とも運動の喜びや楽しさを味わうことができる