第12回リレー講演 清水俊彦先生『頭痛はどうして起こるのか』
各界で活躍中の卒業生が、後輩である在校生のために母校でお話しくださる「リレー講演」が本校では恒例となりました。「総合的な学習」の一環として高学年が先輩からのお話を聞きます。
1月29日、第12回目を迎えるこのリレー講演に、東京女子医科大学 脳神経外科頭痛外来医師の清水俊彦先生(本校第12回卒業)が再びお越しくださり、「頭痛はどうして起こるのか」と題してお話しくださいました。
はじめに、先日本校保健室がTBSテレビの取材を受け、首都圏で放送されたニュース番組がスクリーンに映し出されました。子どもの片頭痛が急増しているというこのニュースの特集で、清水先生の「頭痛外来」に患者さんが長蛇の列を作る様子、先生のお仕事ぶり、片頭痛を持つ子ども達の深刻な悩みが取り上げられ、あわせて本校の保健室での頭痛の子どもへの対応の様子も紹介されました。
ニュース番組のビデオを見た後、校長先生がかつて担任したという清水先生を5,6年生児童に紹介し、清水先生が登壇されました。
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同年代の子どもの頭痛の悩みの深刻さ、それを助ける清水先生の様子をニュース番組で見たばかりの子ども達は、先生の話を真剣に聞いています。自分は頭痛持ちではない、という子どもが大半ですが、他人事とは思わずに、頭痛についてのお話をうかがいました。将来お医者さんになりたい子どももそうではない子どもも、頭痛についてきわめ、数多くの患者さんに頼られ、「第一人者」となった先輩の話が心に響いた様子でした。
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難しい頭痛の話をわかりやすくお話しくださった後で、頭痛を防ぐためのストレッチ体操を紹介してくださり、子ども達も体をほぐしました。この頭痛体操を、清水先生も毎朝やっていらっしゃるそうです。「朝、前日までにあったいやなことを忘れて、頭の中をからっぽにしてやる」のがコツだそうです。先生は多忙をきわめておられますが、2,3日より先のことはあまり考えないとおっしゃいました。心も体もリラックス、リフレッシュし、プレッシャーやストレスを感じずに、今自分がやるべきことを一生懸命やっていくことが大事だというメッセージをくださいました。
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先生がノートルダムで学んだことは「悪いことをしたら、すぐに素直に謝ること」だと教えてくださいました。日本を代表するお医者さんになられた先生も、小学生の頃はいたずらもし、やんちゃに遊びまわっていたのだそうです。
「子どもの時はもし悪いことをして迷惑をかけても、周りの人に叱ってもらいあやまちを正してもらえばそれでよい。でも、大人になったら、世のため人のために役に立つ人間になってください」と語りかけてくださいました。
また、海外で学ばれ、国際的に活躍されている先生は、「日本にとどまらず、世界で活躍できる大人になってください」ともお話しくださいました。
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『人に負けない何かを見つけて、それをきわめること』、それが「頭痛」といえば「清水先生」といわれるほどの第一人者になられた先輩からのメッセージです。「勉強においてもそれは同じで、自分の好きなこと、得意なことを一生懸命やれば、それが将来に生きてくる」とおっしゃいました。
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この講演には、保護者の方もたくさんお見えになりました。講演後、自分や家族が頭痛に悩んでいる方からの話を聞いて、アドバイスをされている様子は、診察室をかいま見ているようでした。
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5年生、6年生の児童は先輩のメッセージから、今の自分に、そして将来の自分に生かせる多くのヒントを得たことでしょう。
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