稲荷 雄磨いなり ゆうま
第58回卒

普段はできない経験ができる山の家学習

ノートルダム学院小学校がほかの学校と一番違うのは、「山の家学習」があることです。田植えをしてお米を収穫したり、みんなでカレーライスを作ったり、キャンプファイヤーや、竪穴住居での古代人の生活を体験したり。普通ではできない体験ができるのがすごくいいと思います。

辛い練習があるからこその達成感

楽しいことばかりではなく、厳しいこともあります。5年生の遠泳合宿もその一つです。合宿までに、放課後毎日のようにプールで練習をするのですが、それが厳しくて泣く子もいるくらいです。それでも本番にはみんな1kmを泳ぎ切ります。その充実感は何ものにも代えがたく、やってよかったと思いますね。

ディスカッション型の授業が楽しい

授業は、教科書をただ読むのではなくて、班になってディスカッションをすることが多いです。いろいろな人の意見を聞くと「そういう考え方もあるんだ」と発見もあって面白いです。先生の教え方も面白くて、授業は楽しいです。

お祈りが心を落ち着かせてくれる

ノートルダム学院小学校と言えば、お祈りも特徴です。朝、授業が始まる前、給食のとき、帰りの会のとき、一日に何度もお祈りをします。最初は、なぜこんなことをするのだろうと思っていましたが、お祈りをすることで心が落ち着いていいなと思うようになりました。僕は中学受験をしましたが、秋には修養会という、1日中黙って聖書を読む時間がありました。その時は苦痛だと思いましたが、受験の本番に緊張せずに落ち着いて臨めたのは、あの時間があったからだと今は思います。

たくさんの経験の中から、だれでも“好きなこと”が見つけられる

ノートルダム学院小学校は、いろいろな体験をさせてくれます。自然体験やスキー合宿、計算大会などのさまざまな大会、礼法、一流ホテルでのテーブルマナー、イベントも自分たちで企画してやらせてくれます。いろんなことを経験する中で、だれでも何かしら自分の好きなことや得意なことが見つかると思います。僕の場合、それは硬筆でした。2年生のときの硬筆大会で銀賞をとったのですが、金賞をとれなかったのがくやしくて、お習字を習い始めました。一生懸命練習して、大きな大会で金賞をとれたことで、すごく自信になりました。今でもお習字は続けています。

好きなことを見つけて、とことん伸ばすことができるのは、ノートルダム学院小学校のいいところだと思います。