千 宗員千 宗員

表千家不審菴

(第24回卒業生)

経歴
  • 昭和58年小学校卒業(24回卒)。
  • 同志社中学・高校を経て、平成5年同志社大学文学部卒業。
  • 同8年英国バッキンガム大学修士課程修了。
  • 同10年大徳寺福富雪底老師より「猶有斎」の斎号を受け、「宗員」の名を継いで若宗匠の格式を得る。
  • 同24年同志社大学より芸術学の博士号を取得。
仕事内容

千利休が大成した茶の湯は、その後400年以上にわたって受け継がれ、今日でも日本の代表的な文化の一つとしてあげられます。利休の茶の流れを引く表千家において、その心と型を受け継ぎ、次の世代に伝えていくことが家元後嗣としての務めになります。また、表千家に伝わる歴代家元が記した文書史料の研究を通じて、歴代がどのような時代にどのような茶の湯活動を展開してきたのかを知ることで、今日の、これからの茶の湯のあり様を見出すことができればと考えています。

メッセージ

同窓会長として3年間母校と関わった中で特に思い出に残ることが、校舎の建て替えに伴い催した「ND校舎お別れの会」です。懐かしい教室で、懐かしい先生の授業を受けて、小学校時代にタイムスリップしたような気分でした。その中で、今でも変わらない熱のこもった授業をしてくださった先生方のお姿に接し、自分たちがどれだけ恵まれた小学校生活を送っていたのかを実感しました。当時は気付いていなかったことを今さらながら認識し、あらためてノートルダム学院小学校に感謝の気持ちを抱いた次第です。