9月12日の朝礼集会のテーマは「平和」でした。

毎月11は聖母学院小学校とノートルダム学院小学校の児童全員が、アシジの聖フランシスコの『平和を求める祈り』を同じ時刻に唱えることになっています。今月は11日が日曜日のため、翌12日の月曜朝礼集会でおこなわれました。そしてこの日、アメリカではあの同時多発テロ事件から丸4年の9.11を迎えたのです。

 

事件のあと、本校は追悼と平和祈念の全校集会を開きました。1000人の子どもたちが、テロの犠牲者を悼みながら、世界が憎しみの連鎖をやめて争いを放棄することを祈りました。その時の1・2年生が今の5・6年生です。4年経ち、彼らは本校の平和学習と国際交流の担い手になりました。5年生は今月22日、年間を通した平和学習のメインイベントとして広島を訪れました。6年生は昨年の平和学習を大きな土台にして、卒業年度の今年はフィリピンとのテレビ交流ディスカバリーオーストラリア韓国コース参加、そしてこの日、児童代表の報告があった「アフリカの叡智プロジェクト」など数々の国際交流・協力プログラムにかかわってきています。

 
<5年生が1年間かけて行う平和学習・広島での平和の祈り>
 
<フィリピンとのテレビ交流・オーストラリアでの体験学習>
 
<韓国での体験学習・ウガンダ内戦の少年兵について平和NGOの先生から学ぶ様子>

しかし、それらは高学年から急に始められるのではありません。国際性の育成は、本校においては低学年からの毎日の学校生活がその土壌です。4年前の追悼集会は特例ではないのです。世界の動向や援助を求める人々についての学びなどをはじめ、本校児童は入学してから事あるたびに外国やその国の子どもたちのことを聞かされて育ちます。その時はたとえ十分意味がわからなくても、種はしっかりとまかれているのです。今の5・6年生も4年前は先生に言われるままに小さな手を合わせていたものでした。常に世界に目を向け、平和を願いながら貧しい人々に視線を合わせるというトレーニングは、本校の誇りとする教育活動のひとつです。

この日の朝礼集会では、『平和を求める祈り』を全校児童が心を合わせて唱えた後、「アフリカの叡智プロジェクト」に学校代表で参加した6年生児童の発表を聞きました。こちらをご覧ください。