今週のノートルダム(8/27- ) vol.1「前期後半 始業日・戦時中の食事体験」
登録日:2018年9月12日/更新日:2018年9月26日
8月28日、前期後半が始まりました。
夏休みが終わり、子ども達が学校に戻ってきました。今年の夏は猛暑のため、プール開放をはじめとした夏休みの行事がすべてキャンセルとなったので、久しぶりの登校、久しぶりの友達との再会となりました。
夏休みの宿題をかかえてやってきた子ども達は、力作を見せ合ったり、先生にも見せたりして朝の時間をすごしました。6年生のパートナーに久しぶりに会えた1年生はさっそく甘えていました。
前期後半は朝のテレビ放送の校長先生のお話で始まりました。校長先生のお話を聞いて前期前半と夏休みをふり返ります。前期後半の良いスタートを切り、充実した日々をすごすことができるよう、主の祈りをささげました。
テレビ放送ではうれしいニュースも分かち合いました。一つ目は、合唱クラブの第85回NHK全国学校音楽コンクール京都府コンクールでの金賞受賞です。
二つ目は、昨年全校で受検した第26回実用数学技能検定「数検」グランプリでの本校の文部科学大臣賞受賞です。全国小学校の中で日本一になりました。代表して算数科の教員が賞状を受け取り、受賞を全校に知らせました。
最後は、今日の給食での"戦時中の食事体験"についての話です。第二次世界大戦の頃、野球の名選手、沢村栄治さんも戦争に行って亡くなられたことにもふれながら、どんな時代でどんな生活をしていたのかというお話がありました。当時のすいとんはもっと質素で、野菜が足りない分食べられる草を入れ、味付けをする調味料にも困っていたことから、海水で煮てうすい塩味をつけていたとのことでした。
本校では5年生は「平和」を学年の総合学習のテーマとし、時間をかけて学びます。平和ミュージアム訪問や広島訪問に向けて勉強を始めた5年生も、戦時中の話に聞き入っていました。
テレビ放送の後はそれぞれのクラスで前期後半のスタートを切りました。
4時間目には通学班集会を各クラスで行い、公共交通機関でのルールやマナーを動画を見ながら確認しました。
給食の時間には、朝のテレビ放送で聞いた話を思い出しながら、すいとんをいただきました。昔はもっと味がうすく、具も少なくて、おかわりもできずにいたということを担任の先生がもう一度話したクラスもあります。
量の少なさを体験し、もっと食べたい子ども達は分け合って少しずつおかわりをしていました。
戦時中に思いをはせながら、食事がいただけること、平和であることに感謝していただきました。
前期後半の1か月、前期の締めくくりにふさわしい充実した日々をすごせますように。
登録日:2018年9月12日/更新日:2018年9月26日