今週のノートルダム(12/17- ) vol.1「待降節 ~クリスマスを迎える準備~」
登録日:2018年12月21日/更新日:2018年12月21日
待降節(アドベント)とは、「主の降誕」を待ち望む期間、すなわちクリスマスまでの4週間のことをいいます。今年は12月2日から始まりました。
待降節はイエス様を自分の心に迎えられるよう、心を清めてすごします。
子ども達は小さな犠牲を払ったり、善行を誰かのために行ったりすることができるように心がけます。クリスマスまでの日々、どんなことができたかを子ども達は毎日アドベントカードに書きとめます。
本校では毎月、「月目標」を決めていますが、12月の月目標は「献身」です。
子ども達は待降節の間、「献身」を実行に移し、良い行いができるよう心がけてすごしています。
落ち葉の掃除を毎朝の日課にしていた子ども達もいます。掃いても掃いてもまた落ちてくる葉を協力して片付け続けていました。
給食委員は給食の後片付けをいつもがんばっています。人が嫌がるようなことも進んで行う姿、手が足りないところに手助けにいく姿が見られました。上級生が下級生に優しく接する場面もたくさんありました。
いつもの掃除当番を念入りに一生懸命行う姿も見られました。
毎日どのような良い行いができたかを書き記したアドベントカードは、クリスマスの集いでイエス様におささげしました。
思いがけないできごとが起こっても、ふさわしい良い行いをすることができた子ども達もいました。
昨日の帰り道、バス停近くの歩道で倒れたおじいさんを見かけた子ども達は人命救助に協力しました。学校まで走って大人を呼びにいったり、救急隊への通報で状況を説明したり、救急車が来るまでおじいさんに傘をさしかけたり、おじいさんがなくしたカードをさがしてあげたりと、自分にできることをそれぞれが手分けをして行い、無事に大人に引き継いだとのことです。
子ども達のすばらしい行動を終業日のテレビ放送で校長先生が紹介し、全校から拍手が送られました。
クリスマスが近づいてきましたが、
"プレゼントをもらって楽しい"だけではない、
「クリスマスの本当の意味」について考え、
「献身」を心にとめてすごすことができますように。
登録日:2018年12月21日/更新日:2018年12月21日