校長ブログ 3月8日(金) 四旬節
登録日:2019年3月 8日/更新日:2019年3月 8日
今年は、3月6日が「灰の水曜日」にあたります。この「灰の水曜日」から4月21日「イースター(復活祭)」を迎えるまでが「四旬節」の期間です。この期間は、イエス・キリストが十字架上の死にいたるまでの苦しい思いを共有し、イエス・キリストが私たちの罪のゆるしのために十字架を担われたように、自分の十字架に目を背けることなく、喜んで担うことができる人になれるよう、自分と向き合う祈りの期間です。
では、私たちは、この「四旬節」の時をどのように過ごしたら良いのでしょうか。教会が勧めているのは、「祈り」「犠牲」「施し」の3つです。
「祈り」は、普段行う「祈り」をより深める、イエス・キリストの「死と復活」を思いうかべながら祈りを深めること、聖書を味わうことが大切です。静けさの中で祈ることもいつも以上に大事にしてほしいものです。
「犠牲」は、「苦行・節制」という言葉で表すこともできます。自分たちの生活そのものを考え直してみると、節制できるところがあるのではないでしょうか。
「施し」は、教会が毎年この時期に「愛の献金」を行っているように、自分の欲しいものを我慢し、それを献金することで、人の助けになる行いです。
「四旬節」は、イエス・キリストの復活をふさわしく迎えられるよう、イエス・キリストの受難と死を黙想し、犠牲・罪の償い・回心へと導かれる「心」の準備期間です。復活のキリストに会うために一人ひとりの心の準備を行いましょう。
登録日:2019年3月 8日/更新日:2019年3月 8日