校長ブログ 1月18日(金) 教皇フランシスコ 訪日へ
登録日:2019年1月18日/更新日:2019年1月18日
先日読んだカトリック新聞に「教皇フランシスコ 訪日へ」という見出しの記事を見つけました。内容を読んでみますと、前田万葉枢機卿様と東京の菊地功大司教様、長崎の高見三明大司教様方が日本の司教団として、訪日の有無を問うために謁見された時の記事でした。2019年の年末には、訪日が実現しそうです。
訪日が決まりますと、1981年に教皇ヨハネ・パウロ2世が訪日されて以来38年ぶりのことになります。1981年、教皇様の訪日の際には、東京、広島、長崎を訪れ、特に広島での「戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です。・・・」という「平和アピール」をされたことは、有名です。私も中学生の時に、長崎の松山競技場(当時の呼び名)で大雪の中、ミサに参加したことを、つい最近のように思い出します。
フランシスコ教皇様も、日本のことを特に心にかけてくださっています。昨年1月には原爆投下後の長崎で撮影された「焼き場に立つ少年」の写真をカードに印刷して全世界に配布されました。その裏には「戦争がもたらすもの」という言葉が添えられています。教皇様の思いが伝わってきます。
日本の人口の1%にも満たないカトリックの信者にとって、教皇様をお迎えすることは、大変な喜びであり、奇跡にも近いことなのです。今年の年末に必ず実現されますことを心待ちにしています。
登録日:2019年1月18日/更新日:2019年1月18日