登録日：2018年10月 5日／更新日：2018年10月 5日

　教皇フランシスコは、9月29日のバチカンの声明で、10月の「ロザリオの月」の間、毎日「ロザリオの祈り」を唱えるように呼びかけておられます。
　カトリック教会では、5月を「聖母マリアの月」、10月を「ロザリオの月」として、聖母マリアを称えています。ロザリオの祈りは、12世紀に誕生してから、何世紀にもわたって、教会で愛され、受けつがれてきました。
　「ロザリオ」は、バラのリースを意味します。ロザリオを唱えるとき、イエスの生涯、受難、復活の神秘を思い起こし、黙想することを大切にしています。聖母マリアについて思いを深めながら、イエスの母としての生涯を思い浮かべながら祈ります。
　祈る心は、相手を思う心につながります。相手を包み、相手を大きく受け止める心です。ある人(人々)のために神に祈る行為は、その人(人々)への願い、希望と信頼がはたらいています。また、祈りは、自分自身をも支えてくれます。正しい心、謙虚な心、希望の心に戻してくれます。
　この1ヶ月、御聖堂でロザリオの祈りを唱えます。朝の忙しい時間帯ですが、是非参加し、他の学年の友だちと一緒に、心を込め、声を合わせて、ロザリオの祈りを唱えるようにすすめています。

登録日：2018年10月 5日／更新日：2018年10月 5日