校長ブログ 6月1日(金) ネパールデー
登録日:2018年6月 1日/更新日:2018年6月 1日
ノートルダム学院小学校では、毎月1日を「ネパールデー」として、ネパールの人々のことを考える日にしています。
日本からのシスターが、ネパールに派遣され、1985年にバンディプール村に学校が開校しました。ドイツ、アメリカ、日本とノートルダム教育修道女会の創立者マザー・テレジア・ゲルハルディンガーの思いが伝わり、さらに日本からネパールへと伝わって行ったのです。開校した当時の新入生は、約50人くらいでしたが、良い評判が伝わり、今では、800人を超えるくらいと聞いています。何人かの子ども達は、1時間以上も歩いて登校しますし、高校生は、寄宿舎に入ることもできます。ノートルダムの教育を受けさせたくて、遠い村から家族そろって学校があるバンディプール村に移り住む人々も出てきたそうです。
今では、卒業生の中から、バンディプールのノートルダム校に戻ってきて、教師をしている人もいます。
政治的な暴力により、学校が閉鎖されることもありましたが、ノートルダムの教育はしっかりと受けつがれています。
先日のお知らせにもありましたように、まだまだ貧しくて教育を受けられない子ども達がネパールには多くいます。ノートルダム校で教育を受けるためには、私たちのほんの少しの援助(年間1人12000円)が必要です。どうぞ、1人でも多くの貧しい子ども達が、ノートルダムの良い教育を受けることができますように。
年間を通してネパールのことを思い、教育的援助をしてくださってはいかがでしょう。
登録日:2018年6月 1日/更新日:2018年6月 1日