校長ブログ 5月11日(金) 親切
登録日:2018年5月11日/更新日:2018年5月11日
5月は、マリア様の月です。また、「親切」を月の言葉として1ヶ月取り組んでいます。
聖書の中でマリア様について語られている箇所は、あまり多くありませんが、イエス様の誕生を予告される場面とエリザベトを訪ねる場面が有名です。
イエス様の誕生を予告される場面(受胎告知)では、大天使ガブリエルが言われたことに対して、「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」と伝えます。全てを受け入れ何事も神様にお任せするその気持ちが大切です。神様を信頼し、全てを任せるには、勇気がいります。マリア様は素直にガブリエルの言葉に耳を傾け、受け入れ、それに従っていく素晴らしさがありました。
また、エリザベト訪問の場面では、エリザベトが男の子(洗礼者ヨハネ)を身ごもっていることを聞いて、マリア様は、急いで訪ねます。少しでも手伝うことがあれば、喜んでさせていただきますという気持ちからでしょう。エリザベトは、このような挨拶の言葉をかけられます。「主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」エリザベトも神様を信じて生活していました。マリア様に倣いたいと思ったのではないでしょうか。マリア様は、3ヶ月ほど滞在してエリザベトの世話などを終えてから、自分の家に帰って行きます。
この2つの聖書の箇所から、人のためにできることを実行する勇気と優しさ、神様の言葉を信じて疑わない従順さを身につけられるよう、マリア様をお手本として1ヶ月を過ごしていきたいものです。
登録日:2018年5月11日/更新日:2018年5月11日