登録日：2019年3月18日／更新日：2019年3月18日

＜今年度、アスクで聞こえてきた心に残る声そして、行動＞

 

「私たちって姉妹やな。だってマリア様の子やもん。」「先生たちも年の離れた兄弟姉妹や。」

「お父さん、お母さんもマリア様の子。みんな兄弟姉妹、地球家族や。」

～みんな兄弟姉妹、地球家族。何と素晴らしい言葉でしょう。地球を取り巻く同じ大きな空の下で、みんなが家族として共に思い合って生きていけたらどんなに素晴らしいことでしょう。～

 

「横から見る猫柳と上から見る猫柳は見え方が違うな。」

～見る角度を変えてみる素晴らしい眼を持っている仲間たち。～

 

「扶助者聖母と幼きイエス、聖ヨゼフと幼きイエス、聖ドメニコサビオ、聖マリアゴレッティ、福者マザーテレジア・ゲルハルディンガーの像を敬意を払いながら９月から今に至るまで磨き続けている仲間」もいます。

～聖家族、そして、聖人方の「徳」の話をしながら清々しい空気の中で月一回の間隔で喜んで磨く姿は魂が浄化される思いです。～

 

「二玉のもつれにもつれた毛糸を、はさみを使わず約２か月かけて見事にほどいた仲間」

～一人が始め、根気強く取り組むその姿を見ていた仲間が一人、二人と加わっていき、長い時間と多くの仲間の尽力で毛糸のもつれを見事に解くことができました。熱意と行動力、そして、チームワークの勝利を見る思いでした。～

 

　上記の他にもアートナイフで黙々と切り絵に取り組む仲間。囲碁、将棋、オセロに励む仲間。こま回し、プラレール、一輪車、鉄棒、ドッヂボール、サッカー、バスケットボールを楽しむ仲間。読書に熱中する仲間。そして、メダカや昆虫、植物、星座に興味を持つ仲間等々・・・　

 

アスクでは宿題を終えた後、縦割で学年を超えて学び合う豊かな時間が流れています。

そんなみんなとの学び合いの中で物事への関心が高まり、自らの世界が広がっていくようです。このかけがえのない時間の中ですべてのものと対話する姿勢を培うよう示唆しながら、ノートルダムミッション・コミットメントにある美しい「徳と知」の基礎が一人ひとりの中に育っていくことを願わされます。

 

さみしいな　わが家のような　アスク卒業（3年生児童の俳句）

今年度をもってアスクを卒業されるみなさん、御卒業おめでとうございます！

 

 

ＡＳＣ　辻智子

登録日：2019年3月18日／更新日：2019年3月18日