登録日：2018年11月19日／更新日：2018年11月19日

　１１月７日、６年生は、山の家学習にて『野焼き』を体験してきました。図工の時間に作った思い思いのねん土作品（器や鈴や「はにわ」のようなものまで様々です）をたき火で焼き、土器を完成させるという、貴重な体験です。

 

　この日は多くの先生が来てくださり、ご指導をいただきながら作業をしました。すでに火がおこっている中に自分の土器を入れるという初めの段階ですら、熱くて近づけないほどです。なんとか土器を入れてしまうと、そのあとは先生の指示に従って友達と協力しながらどんどん薪をくべていきました。薪を投げ入れると中にある土器が割れてしまう可能性もあり、これも本当に熱かったのですができるだけ近づいて気をつかいながら薪をくべていきました。この作業を繰り返し、何時間もかけて大切に土器を焼いて...ついに完成です。アツアツの土器を水の中につけて仕上がりを見ると、うまくやけているものもあれば、半分すすで黒くなったものや割れてしまったものも。しかし、作品の仕上がり以上にこの日は「火のこわさとありがたさ」を深く実感できた一日となりました。

　

　一日中、火と煙の中で作業し続けた６年生と先生たちはすっかり煙のいい（？）におい。この後出会った人たちに「すごいにおい...。」と言われることも、ノートルダムの毎年の恒例となっています。

　できあがった作品は、２月の美術展で展示します。６年生の汗と涙の結晶を、多くの方に見ていただきたいと思います。ぜひ美術展へお越しください。

６年担任　秋田　幸絵

登録日：2018年11月19日／更新日：2018年11月19日