今週のノートルダム(8/21- ) vol.2「前期後半 始業日・戦時中の食事体験」
登録日:2017年8月25日/更新日:2017年8月30日
8月25日、前期後半が始まりました。
夏休みが終わり、子ども達が学校に戻ってきました。
前期後半は朝のテレビ放送の校長先生のお話で始まりました。夏休みにいただいた恵みに感謝して、皆で主の祈りをささげました。
テレビ放送では、アメリカから帰国した新しい友達を迎えたこと、遠泳合宿先の浜島からいただいた「びんだま」(ガラスの浮き玉)をプールまでの通路に飾ったことが紹介されました。すでに遠泳合宿に行った5年生、6年生は浜島の"びんだまロード"を知っていますが、ノートルダムにも新たに"びんだまロード"ができました。
各クラスで前期後半をスタートしました。
今日は、初めての試みとして、給食で戦時中の食事「すいとん汁」をいただく体験をしました。まず最初に、テレビ放送で第二次世界大戦中の人々のくらしについてお話を聞きました。たくさんの人が亡くなったこと、食べるものがなかったこと、配給、疎開のこと、生き抜くために必死でがんばっておられたこと・・・どの学年の子ども達も真剣に話を聞いています。
本校では5年生は「平和」を学年の総合学習のテーマとし、時間をかけて学びます。平和ミュージアム訪問や広島訪問に向けて勉強を始めた5年生も、戦時中の話に一心に聞き入っていました。
昔はサツマイモの葉やつる、食べられる草を具として入れていたこと、だしや調味料も不足していて、海水で煮ることもあったという話も聞きました。今日いただいたすいとんは、大根と菜っ葉のシンプルなものでした。戦時中の暮らしに思いをはせる意味もあり、普段の食事に比べると一人分の量も多くはなかったので、おかわりの列ができているクラスもありました。誰も残すことなく、感謝していただきました。
現代に生きる私達のふだんの恵まれた生活について、また、平和の大切さについて、考えるひとときを持ちました。
前期後半も健康で充実した学校生活を送ることができますように。
登録日:2017年8月25日/更新日:2017年8月30日