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ディスカバリー修学旅行

ディスカバリー五島列島・長崎コース 3日目

登録日:2017年7月26日/更新日:2017年7月27日

7月26日、ディスカバリー五島列島・長崎コースは最終日の3日目を迎えました。

ぐっすりと休んで、元気に朝を迎えました。朝食の前にオランダ坂から水辺の森公園まで歩きました。公園は風が気持ちよく、子ども達は朝の散歩を楽しみました。

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ビュッフェの朝食をいただいて、ホテルを出発しました。

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最初に日本二十六聖人殉教地を訪ねました。京都から長崎へ向かった二十六聖人に思いをはせて祈りました。

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二十六聖人記念館でキリスト教伝来、迫害の歴史を学びました。
お正月に長崎市内の方全員を集めて踏み絵を踏ませている絵が展示されていました。ヨーロッパでもこの様子が伝えられ、日本と貿易を続けたオランダ人は踏み絵をしているのではないかといわれていたそうです。
浦上にはたくさんのキリシタンがいたそうですが、キリスト教の信者というだけでは最初は処刑されず、神父様や神父様をかくまった人は処刑されたそうです。処刑された場所に大勢の信者が集まり、処刑場でお祈りを唱えていたそうです。

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資料館には弥勒菩薩に似た小さな像があり、当時の隠れキリシタンはそれをイエス様として信仰したと教えていただきました。子ども達からも色々な質問が出て、熱心にお話を聞いていました。

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原爆資料館、平和公園をめぐりました。5年生の時の広島平和学習で学んだことも思い出しながら、見学しました。

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爆心地にある、原爆で犠牲になった方の名前が入れられているという場所(原爆殉難者名奉安所)を訪れました。一人ひとりの方が生きていた証としての記録で、平和を願うものです。その中には白い紙もあり、それはいまだに名前もわからない犠牲者の方へのものだということでした。
平和の泉は原爆が落とされた時に油でいっぱいになった水しかなかったことから、今も24時間絶え間なく水が流れ続けているとガイドさんから聞きました。原爆母子像、刑務所の跡も見ました。

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平和祈念像は上に指した右手は原爆の脅威、左手は平和を示し、軽く閉じたまぶたは戦争犠牲者の冥福を祈っているのだそうです。

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昼食は、長崎名物皿うどんを堪能しました。平和で当たり前のように毎日ごはんが食べられることに感謝していただきました。

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昼食後、永井隆記念館を訪れました。医師として、カトリック信者としての永井博士の生涯について学びました。

永井博士は原爆を投下される前から白血病を患い闘病されていたのですが、原爆投下された後、奥様を亡くし自身も被爆されたそうです。私財をなくした後、浦上の信者の方が二畳ほどある部屋を永井博士のために建てたのが如己堂で、その家の横に被爆して傷ついた子を励ますために永井博士が図書館を建てたそうです。その話をきいたアメリカ人、オーストラリア人の方々も寄付をされたそうです。如己堂とは、「己の如く隣人を愛せよ」という聖書の言葉から名づけられました。

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浦上天主堂では、本校校長と同級生の下窄神父様が特別に案内してくださいました。原爆で吹き飛ばされた当時の鐘楼を見ました。爆心地から500メートルしか離れていなかったので甚大な被害を受けたということでした。また、当時12,000人いた信者のうち、8,500人の方が亡くなったそうです。

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教会の少し下にある像です。原爆投下前はたくさんあった像ですが、原爆で飛ばされ、そのままの状態で残してあるということでした。像の裏にある壁は原爆で吹き飛ばされたレンガを集めて積み直したそうです。

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教会前にあるローマ教皇ヨハネパウロ2世像は、1981年に浦上へ来られたことを記念して作られました。
教会内では浦上地区における踏み絵のことを教えてくださいました。浦上は貿易の拠点でキリシタンへの取り締まりは厳しいものでした。江戸時代はお正月の挨拶とともに、地域の監督者である庄屋さんのところで踏み絵が行われたそうです。隠れキリシタンの方は踏み絵のあと、特別なお祈りを行いました。
被爆したマリア像を見せていただきました。教会に入った正面に被爆したマリア像があり、当時の悲惨な状況が伝わってきました。

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最後に、長崎名物のカステラ作りを体験しました。男女2グループに分かれて作ります。卵を割り、砂糖、はちみつ、小麦粉の順に機械で混ぜ合わせるのですが、段階ごとに混ぜるスピードを変えて、空気がよく入るように工夫されていました。そのあと、型の中にざらめをしき、生地を流し込みます。子ども達のカステラは焼いて、後日送ってくださいます。代わりに、お店の方が作って下さった焼きたてのカステラをごちそうになりました。

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すべての学習を終えて、長崎空港へ向かいました。お世話になったバスの方々にあいさつをしてお別れしました。

多くのことを学んだ実りある3日間でした。

登録日:2017年7月26日/更新日:2017年7月27日

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