３月１２日（月）　奉仕の絆

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３月１２日（月）　奉仕の絆

登録日：2018年3月12日／更新日：2018年3月12日

　卒業式を間近に控えた今、５、６年生の爽やかな後ろ姿を思い出します。
　一つは１２月初旬のことです。ＡＳＣのみんなに、いらなくなったダンボールやアサガオの支柱を使って、大きな立体クリスマスツリーを作ってもらうため、廊下でその下準備をしている時のことでした。そこに一人の６年生が、「何か手伝うことはありませんか。」とやって来て、二枚のダンボールが交差するツリーのセンターに切り込みを入れる作業を、自ら進んで手伝ってくれました。さらに翌日、マリアンホールで給食を終えた６年生５名が、「手伝わせてください。」とやって来て、手際よくダンボールに新聞紙を貼り終えると、掃除に向かうために、急いで去って行きました。まるで「一陣の涼風」、爽やかな奉仕の精神が輝いた一瞬でした。

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　そして、１２月８日、創立記念日。（聖母マリア様、無原罪のお宿りの祝日）ＡＳＣのみんなによって大きな立体クリスマスツリーが完成。
　そこには目には見えないけれど数名の６年生の「美徳の飾り」も一際美しく輝いていました。
　そして、もう一つは３月、春一番が観測された日のことです。ＡＳＣ横廊下に何度も何度も、沢山の落ち葉が舞い込んできました。するとそこには、給仕の当番を終えて教室に向かう途中、自ら進んで黙々と落ち葉を拾い集める３名の５年生の姿が。
・・・私の中で、この二つの爽やかな後ろ姿が重なり、６年生から５年生へと脈々と受け継がれていく美しい奉仕の絆を見た思いが致しました。～報いを望まず尽くす姿の何と美しいことでしょう！～
　「愛によって拾えば、一本のピンでも、ひとりの人を回心させることができるのです！何と深い神秘でしょう！イエス様だけが、私たちの行いにこれほどの値打ちを付けられるのです。ですから、力の限り主を愛しましょう。」