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5月18日(木) よい聞き手になろう

登録日:2017年5月18日/更新日:2017年5月18日

 本校には、「ノートルダムミッションコミットメント」があります。その中の「対話する――心をこめて聴き、かかわりから学び、真理を探究する」に焦点を当て、2011年より研究をしており、「対話を通して主体的に活動する児童を育てる」を教育研究目標としています。         

 「対話のあるクラス」は、目指す学級像の具体的な姿の1つです。対話のあるクラスには、対話ができる人間関係、つまり一人一人が認め合える人間関係が成立しているということです。さらに対話を通して学び合える人間関係が成立しているということでもあります。対話力を育てるということは、学級を育てることであり、ひいては一人ひとりの思考力・判断力・表現力をはぐくむことにつながります。
 尋ねたり応答したりする対話力は、教科、領域を越え、あらゆる学習活動の場面で活用される言語活動です。国語科でその基礎を習得させ、他教科で活用させながら、より確かな、より高められた対話力を育てていくことは国語科の大切な使命であると考えています。

 

今、国語の授業で「よい聞き手になろう」という教材に取り組んでいます。

話し手が一番話したいと思っていることや重要だと考えていること、つまり話の中心に気をつけて聞き、質問をし、感想を述べる学習です。

班になって友達の話を聞き合い、質問をしたり感想を言ったりして、話し手からより多くの話を引き出す「よい聞き手」になることを目指す言語活動です。

その内容は、「お話タイム」を設定し、一人が話し、その話題にそって、聞き手が質問をしたり、感想を言ったりするというものです。「自分だけの発見」や「テレビや新聞で知ったニュース」というお題でグループになって一人ずつ話します。 

 DSC00181
3人1グループになり「話し手」と「聞き手」と「お話し合いを評価する人」との役割に分かれます。
評価する人はカラーコップを持っています。

 「よい聞き手」になるために大切なことを考えました。

・友だちに話す時、友だちの話を聞く時に、どんなことに気をつけているかについて話し合いました。やはり、うなずいたり、にこにこ笑顔で聞いてもらえると話が弾むことに子ども達は気がつきました。

・「よい聞き手」には「よいお話」が必要であることを教科書のモデル文から見つけました。

・友だちのお話に質問をしたり、感想を話したりすると、お話や互いの理解が確かに豊かになることを発見しました。

・質問には「くわしく知りたいしつもん」「聞いたことと自分が知っていることをつなげたしつもん」があり、感想には「自分とくらべて、かんじたことや思ったこと」「前の人の言ったことをうける言い方」があることを見つけ、それを「わかる、くらべる、生かす、もっとわかる」というキーワードで分かりやすくまとめ、本単元での大切なポイントとして繰り返し使用することにしました。

  友だちと話すことが楽しい、そんな授業になりました。どこのグループも、どの子も笑顔が光っていました。友だちと話すことが楽しいと実感できたなら、対話力の向上への第一歩が始まったといえるでしょう。教科・領域を越え、知りたい、わかりたい、探究したいという意欲が高まれば高まるほど、対話は必要不可欠な言語手段として活用されていくでしょう。対話を楽しむ子ども達を育てていきたいと思います。  

3年生担任 鎌田裕子

 

登録日:2017年5月18日/更新日:2017年5月18日

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