登録日：2016年8月 4日／更新日：2016年8月 4日

8月3日、オーストラリア海外研修4日目、ホームステイ先から集合し、キュランダへ出かけました。

キュランダはケアンズの近くにある熱帯雨林にある村です。この熱帯雨林は世界最古の森と言われていて、約1億3000万年前から存在していると言われています。この熱帯雨林は1988年に世界遺産に登録されています。

まず、キュランダにはスカイレールというゴンドラで移動しました。約40分間、この熱帯雨林の上を移動しながら、熱帯雨林の様子や、周りの景色を楽しみました。

 

 

 

キュランダ駅についてからはバスで移動し、レインフォレストに移動しました。そこでは、まずはアーミーダック（水陸両用車）にのり、熱帯雨林の中を散策しました。アーミーダックは第2次世界大戦でも使用されていた車で、今もオーストラリアでこのように活躍しています。アーミーダックに乗りながら、恐竜たちが食べていたと言われる植物や、触ると6か月間は痛みを伴う危険な植物、熱帯雨林にいる動物などを見ました。途中で1日に3回見ると一生幸せになれると言われる蝶々、ユリシスを見ることができた子どもたちもいました。このユリシスですが、世界最速、時速40㎞で飛ぶ蝶々だそうで、見つけてもあっという間に視界から消えてしまいます。蝶々自体はきれいな青色をしていますが、下から見ると黒く見えるので見つけるのも難しいのです。

 

 

 

アーミーダックに乗った後は、3つのコースに分かれて活動しました。1つ目はコアラを抱っこしての写真、2つ目はアボリジニの文化体験（写真はこの文化体験の様子）、3つ目はアボリジニペインティングの体験の中からそれぞれが選択し活動しました。それぞれに楽しんでいたようで、文化体験では、なかなかできないブーメランを投げることもでき、実際に投げるとブーメランが弧を描いてきれいに返ってきた子どもたちもいました。

 

 

 

そのあと、バイキングスタイルの食事をとり、街中で買い物を楽しみました。渡されているお小遣いの中から自分で考え、友達や家族のために探し回り、見比べたり、いろいろ悩んだりしたりしながら買い物をしていました。もうお小遣いがありませんという声もちらほら聞こえてきましたが、自分のためではなく、誰かのために考え行動した結果なので、それぞれ満足したことでしょう。

最後は、キュランダ列車に2時間揺られながら帰ってきました。『世界の列車から』のオープニングで使われた映像が撮影された列車に乗りました。子どもたちは、その番組を知らないためか、あまりなじみがなかったようですが、様々な景色を楽しんでいました。大きな岩や、滝、遠くに見えるケアンズの海など、ポイントポイントで見どころがあり、2時間飽きることなく過ごせました。

 

 

 

 

明日は2回目のSFX訪問です。どれだけ英語を使い、コミュニケーションをとれるか楽しみです。

登録日：2016年8月 4日／更新日：2016年8月 4日