登録日：2016年10月 3日／更新日：2016年10月 3日

　新しい年度が始まって6ヶ月。警報発令のため4日遅れましたが、前期の終了・後期の始まりの日を迎えました。新しい学年になって、少々の不安があった子どもたちも担任の先生や、学年団・専科の先生方の暖かい指導の下、この日を迎えることができました。
　今日の祈りの式で、聖書を朗読しました。『わたしのこれらの言葉を聞いて行うものは皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。・・・省略。』学校生活を送る中で、友だちに自分の気持ちをうまく伝えられなかったことや一生懸命勉強しているにもかかわらず、成績が伸びなかったこと、走るのもボールを使う運動も得意なのに、ゲームで負けてしまったことなど、自分にとっては辛いこと、困難なことが多くあります。しかし、岩のように堅く土台がしっかりしていれば、どんな壁に当たったとしてもびくともしないのです。
　小学校の6年間は、まさにこの人生の土台を造っているわけです。何よりも硬い岩のような土台を形成するために、今があると思います。それぞれの学年に応じたものを積み重ねていくと、頑丈な礎になります。
　前期の終わりに当たり、通知表をお配りします。ご家庭で、子どもたちと通知表の成績や所見の欄をご覧になり、そのときに必要な能力が定着しているのかどうかを確認すると共に、後期に向けての目標を立ててほしいと願っています。課題や目標を達成する度にどんどん力がついていきます。その力を堅い土台にして積み重ねていきましょう。

登録日：2016年10月 3日／更新日：2016年10月 3日