校長ブログ 9月16日(金) 自由意志による責任
登録日:2016年9月16日/更新日:2016年9月16日
聖書の中の有名なたとえ話の中に「見失った羊」の話があります。
『あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで探し回らないだろうか。そして、見つけたら、喜んでその羊を担いで、家に帰り、友だちや近所の人々を呼び集めて、「見失った羊を見つけたので、一緒に喜んで下さい。」と言うであろう。』
神様は、自分に似せて私たち一人ひとりをお造り(創世記1章)になりました。最初に造られたアダムとエバは、神様から、住むにはちょうど良いエデンの園を与えられました。「エデンの園では、どの木の実からも取って食べても良いが、中央にある木の実だけは食べてはいけない」と神様に言われました。私たち人間は、このとき、神様から自由に選びとることができる自由意志を与えられたのです。
神様は、見失った一匹の羊でさえも見捨てることなく、見守って下さいます。見つけたら、近所の人を呼んで喜び合うくらい神様は、私たちは自由意志で離れることがあったとしても、悔い改めて、神様の元に戻るなら、いつでも受け入れて下さいます。
自由に選ぶことができるということは、そこには、責任がともないます。もし、その行いが上手くいかなかったり、失敗したりしたとしても、いつでも神様は、私たちのことを気にかけて下さいます。
前期の後半もあとわずかです。責任を持って行動すると共に、神様からいつも守られていることを感じながら、学校生活を送りましょう。
登録日:2016年9月16日/更新日:2016年9月16日