登録日：2016年9月 2日／更新日：2016年9月 2日

　6年生の子どもたちは、夏休みに入るとすぐにディスカバリーに出かけました。6つのコースに分かれて、それぞれの場所に合った色々な体験をして京都に戻ってきました。その中の１つ「長崎・五島コース」は、教会の訪問が主な見学地です。1549年、フランシスコ・ザビエルが日本に初めてキリスト教を伝えて以来、長崎の多くの人たちが神を信じ、信仰を持って生活をしていきました。特に、五島列島（長崎の西にある大きな島）に住んでいた人々は、日本の禁教令の中でも300年あまり、幾度の迫害にも負けず、自分たちの信仰を守り抜いてきました。日本では、カトリックの信者は、40万人あまりで、長崎には、多くの信者がいます。2016年の7月27日に「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が国内推薦候補に選定されました。以前にも候補に挙がったのですが、見直しが必要となり、今回、再び、候補に挙がったわけです。ディスカバリーで訪れた長崎や五島列島の教会の中には、この世界遺産登録の候補の教会もあり、建物を含め、平成30年の夏には、世界遺産に登録されるかも知れません。登録されることを願っています。
　私たちの学校は、カトリックの学校です。キリスト教に関連するニュースや記事などには、興味を持って観たり、聴いたり、読んだりしてみてはどうでしょうか？

登録日：2016年9月 2日／更新日：2016年9月 2日