校長ブログ 10月28日(金) 死者の月
登録日:2016年10月28日/更新日:2016年12月15日
ロザリオの月も残りわずかになってきました。たくさんの子どもたちが毎朝、御聖堂に来て、お祈りをしています。○○のために、誰かのために、と考えながら、皆で声をそろえて「主の祈り」、「アヴェマリア」の祈りを唱えています。中にはこの1ヶ月間、1日も欠かさずお祈りをしていた子もいたはずです。また、なかなか行けず、申し訳ないと思っている子もいることでしょう。来週の月曜日の31日が10月の最後の日になります。今まであまりお祈りができなかった子どもたちも一緒にお祈りができますように。
11月は、「死者の月」になります。「死者の月」は、亡くなった方のためにお祈りをする月です。身近に亡くなった方、災害で亡くなった方々、戦争で亡くなった方々のために、世界中の人たちが心を合わせて祈ります。形のあるものは、いつかなくなります。人の命も同様にいつかは消えてなくなってしまいます。しかし、「創世記」にもあるように神は、私たちを「神の似姿」としてお造りになりました。この「神の似姿」である私たちの命は、神様からいただいた大切なものです。いつかはなくなると分かっていても、いえ、そうであるからこそ、その「命」を大事にしながら毎日過ごしたいものです。死者のための祈りを通して、今ある命の大切さを改めて実感してほしいと思います。
登録日:2016年10月28日/更新日:2016年12月15日