5月18日(水) 中藪先生Special Lesson!!
登録日:2016年5月18日/更新日:2016年5月18日
一日一日と山の緑が色濃くなる頃となりました。いよいよスポーツフェスティバルが来週にせまり、子ども達は毎日汗をかきながらスポーツフェスティバルの練習に励んでいます。
4年生の英語では、今年度も姉妹校であるネパール、バンディプール校の4年生と手紙のやりとりをします。しかし、ほとんどの4年生が、ネパールのことをあまり知らず、地震が起こったこと、姉妹校があることくらいしか知りません。そこで、4月21日、ネパールから帰国間もない中藪先生に1年間バンディプールで過ごされたお話をしに来ていただきました。中藪先生は、ネパールの場所、国旗、どんな国なのかなど基本的なことからていねいに教えてくださり、写真や動画もたくさん見せてくださいました。ネパールには、計画停電があること、首都のカトマンズでは車が多く、大気汚染が問題となっていること、貧しい国というイメージがあるがスマートフォンを持っている人が多いこと、日本の「忍者ハットリくん」や「キティちゃん」が人気だということなど、私たちにとっては初めて知ることばかりです。地震時のビデオでは、揺れている様子がよくわかり、教室全体に緊張感が走りました。また、4年生と同年代の少年が、学校を休んでまで全壊した自分たちの家を建て直し始めようとしている様子を子ども達なりに真剣に受けとめているのが伝わってきました。衣類などの寄付をする場合、汚れたものや着古したものではなく、きれいなものを寄付してほしいというお話もしてくださいました。
最後に、「ネパールの人たちは、貧しいから不幸せだと思いますか。」という質問をされました。お金があるから幸せだとは限らない、貧しいから不幸だということではないと、しっかりと分かってほしいと話されました。今回のお話で、4年生はバンディプールについての思いを持つことができたことでしょう。自分の気持ちをしっかりと表現した心のこもったお手紙を書けることを願っています。
中藪先生、貴重なお話をありがとうございました。
英語科 オーガスティン 真智
登録日:2016年5月18日/更新日:2016年5月18日