10月25日(火) お話のイメージをふくらませるために
登録日:2016年10月25日/更新日:2016年10月25日
お話のイメージをふくらませるために~くじらぐも~
今、国語の授業で「くじらぐも」を学習しています。
国語科の目標には、「入門期であることを考慮し、絵や写真などを見て想像を膨らませながら読むこと」とあります。この「くじらぐも」は子どもたちの想像をかきたてるような挿絵があり、また内容が体育の時間という普段の生活の中から物語が始まる、というイメージが持ちやすい教材です。
体育の時間に、我が4組の子どもたちが教室を留守にしている間に教室の掲示板に薄い綿でできたくじらぐもを掲示しました。体育から帰ってきた子どもたちは、くじらぐもを見るなり、
「わ~~!」という歓声をあげ、目はくぎづけになりました。
子どもたち「うわ~ くじらぐもや~。」
私「あら、ほんと。こんなところに・・・。」
子ども「先生が貼ったんやろ~~。」
私「う~ん、(笑)私が貼った。」
子ども「乗りたいなあ~。」
子ども「うん、うん、のりたいよね。」
子ども「先生、のってもい~い?」
私「どうやってのるの?」
子ども「ロッカーに上ればいいやん。写真も撮りたいわ~。」
なるほど、そういうことねと特別ロッカーの上に乗るのを許可しました。
子ども「先生、Mちゃんが棚の上怖いって言ったはる。」
子ども「手をつないだら、怖くないよ。」
子ども「そうか、それで教科書のくじらぐもの子どもたちは雲の上で手をつないでいるの かも・・・。」
子ども「力を合わせて飛びのろうと思ったから、つないでいるんだと思うよ。」
子どもたちの想像はどんどん膨らみます。これから、この雲の上に子どもたちの絵と吹き出しを掲示する予定です。雲に乗った子どもたちがどんな感想を書いてくれるか楽しみです。
子どもたちが一人ひとりが豊かな読みができますように!!
1年担任 鎌田裕子
登録日:2016年10月25日/更新日:2016年10月25日