9月15日(木) 恵みあふれる聖マリア
登録日:2016年9月15日/更新日:2016年9月20日
ゆっくり深々とする、ノートルダム学院小学校式「礼」について、どのようなリズムと意味があるのか尋ねてみると、心の中で唱える「恵みあふれる」で、ゆっくり上体をたおしてゆき、「聖マリア」で、ゆっくりと上体を起こしてゆくということを教えていただきました。
この礼の方法を教えてくださったのは稲光先生。先生はこの礼のお作法を、以前シスターから聞かれたということでした。
―恵みあふれる聖マリア―
この言葉を秘めているが故に、ノートルダム学院小学校の伝統的な礼は、あたりの空気さえ変えてしまうほど美しい礼になるのだと思わされます。
この不思議な力を秘めた礼。「恵みあふれる聖マリア(主はあなたと共におられます。)」
これは受胎告知の時の大天使ガブリエルの言葉ですが、この美しい言葉を意識して「礼」をするたびにマリア様の謙遜の徳を想い、奉仕する心を育んでゆきたいものです。
Ave Maria, gratia plena, Dominus tecum.
NDサポーター 辻智子
登録日:2016年9月15日/更新日:2016年9月20日