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NDダイアリー

9月9日(金) 『マザー・テレサ×ノートルダム学院小学校×私』

登録日:2016年9月 9日/更新日:2016年9月 9日

 ノートルダム学院小学校を卒業して25年、今は教諭として母校で宗教を子どもたちに教えさせて頂いています。

 私が小学校生活で一番を覚えているのはシスターから6年間、教わった宗教の時間です。その中でも一番よく覚えているのはマザー・テレサのお話です。
 シスター・ベアトリス名誉校長先生のダイアリーにもマザー・テレサのエピソードに触れられていますが、
 『数分後に息を引き取ることが判っていても、「死を待つ人の家」に運ばれてきた人には、一人ひとりに、マザーは身をかがめて、名前を聞き、手を握って、一人の人間として関わられたことや、数分前まで道端で人々から無視され、ごみのように扱われてきた人に、心優しく接し、最期を看取ってあげられたこと、など。
 また、この世で息を引き取る前に、たった一度でも、ぬくもりのある温かいマザーの手の中に、自分をゆだね、美しい微笑みに接し、どんなに安らかに旅立って行かれたことでしょうね。』
 このマザー・テレサの話は25年前、私が6年生だった時にもシスターが話して下さいました。この話に子どもながらに感動したことを今でも覚えています。

 このマザー・テレサの話に感動したその少年はコンビニで募金箱があれば、1円だけ募金する少年に変わりました。その少年が中学生になった時、駅前で困っている人に10円だけ置いて逃げるように去って行く中学生になりました。その少年が高校生になった時、駅前で困っている人に100円だけ置いて、友達に「お前、偽善者やな」といわれた時、「そうか?」と笑って返せる高校生になりました。その少年は今では大人になり、母校で子どもたちに今度は先生としてマザー・テレサのお話をしています。

 マザー・テレサは2016年9月4日ローマ・カトリック教会で最高位の崇敬対象である「聖人」に正式に認定されました。カトリックの伝統で聖人に認められるためには2回の奇跡が認められる必要があるそうです。
 私自身がノートルダム学院小学校で
  『私がマザー・テレサのお話を子どもたちにしている』
 そのこと自体が小さな奇跡として私の心に一生残るでしょう。

宗教担当 上林 護

登録日:2016年9月 9日/更新日:2016年9月 9日

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