7月14日(木) ドロドロになりながら
登録日:2016年7月14日/更新日:2016年7月14日
先日、前期最後の山の家学習を行いました。これまで3年生は、なかなか天気に恵まれず、野外活動も恵みの雨のもと行ってきました。そして今回も、またまた雨。「また雨かぁ」、「なんでだろう」、「いややなぁ」と言いながら着替える子ども達。
しかし、ひとたび外に出ると、がらりと変わる眼差し。ぬかるみにはまり、滑り、ドロドロになりながらも、いきいきとして必死に生き物を探すその目は真剣そのものでした。
これは、ある子どもが発見した、とても珍しい水棲生物です。「コオイムシ」という昆虫で、背中には卵を背負っています。調べてみたところ、環境省が準絶滅危惧種に指定しているそうです。子ども達も珍しがり、こぞってケースの中のこの生き物を観察していました。
雨でも、足場が悪くても、山の家ではこんな出会いができるんだなぁと、子ども達の意欲と努力に感動した一日となりました。今後の山の家学習でも、子ども達にどんな出会いが待っているのか、楽しみです。
3年生担任 松下昇平
登録日:2016年7月14日/更新日:2016年7月14日