7月12日(火) アサガオの声
登録日:2016年7月12日/更新日:2016年7月12日
わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。
コリントの信徒への手紙1 3章6節
うす紫、こ紫、みず色、うす桃色・・・一年生が五月に種を蒔いたアサガオがぐんぐん蔓を伸ばし花を開き始めました。
朝の涼しいうちに水をあげ「アサガオさん、元気に大きくなあれ。」と声をかけ、心を込めて観察を続けている一年生に応えるかのように、アサガオは植物と自然の秘密を語りかけます。
「種はかたくてこげ茶色。」「種は小さい三角おにぎりみたい。」「本葉も蔓も触ったらざらざらしている。」「蔓があか紫になっている。」「緑の匂いがする。」「花の真ん中に何かあるよ。」「上から見たら蔓は時計と反対回りに回っている。」「水がほしいと言っているみたい。」「アサガオさん、花とってもきれいだね。」「葉っぱの水玉が光ってきれい。」「テントウムシが葉にとまっている。」等々。
目、手、耳(心の耳)、鼻、をフルに使ってアサガオが語る植物と自然の秘密をどんどん見つけていく一年生。
アサガオは発見や追究の喜びを、そして、アサガオの立場に立って考え心の声を聴く大切な姿勢を教えてくれます。
テレビ、スマホ、パソコンなどの画面を見ることの多い現代、もっと自然の命に心を向け、神様の御手の業の素晴らしさに気づくことの大切さを、アサガオは今日も語りかけてきます。
NDサポーター 辻智子
登録日:2016年7月12日/更新日:2016年7月12日